「預託金」を入会条件の一つとしているゴルフ場が幾つかあります(=入会預託金)。
これはゴルフ場にとっては、会員が退会するまで無利息で長期の融資を受けたのと同じです。それも奇妙なことに、金を借りる側(ゴルフ場)が貸す側(新入会員)を審査する仕組みです。使用目的も全く不明。使い込んでもわからない。
普通、他人に金を貸す場合、①使用目的を確かめる。②借り手の信用力=返済能力を調べる。③返済計画を提出させる。④相応の利息を約定する。⑤十分な担保を取る。
これらは銀行でも信用金庫でも高利貸しでもヤミ金でも、程度に差はあるものの、みな同じ。世の中の常識です。
ところがどういう訳か、預託金を要求するゴルフ場に入会する人達だけが、借り手(ゴルフ場)の言いなりに金を貸すという、常識では考えられない行動を起こします。
不思議ですね。