今、ホームコースにしているゴルフ場に入会して31年目になります 都内のゴルフ場で自宅から車で40分弱、利用頻度は平均して週末の土日で月に4-5回、年間60回程度の利用です。
メンバーのプレイは着順のスタートで予め決められた競技が有る以外の日で一時間以上待つ事はまず有りません。コースレートはRTで70.2、ETで67.6、LTで73.2、一緒にラウンドする仲間が殆どローハンディのシングルか元シングルで、いつもはLTで回っていますが此の10年程でコース、グリーンの大改造をした為入会当時とは様変わりして難易度が上がって思うようなスコアが出るのは年に2-3回有れば良い方ですが、何度回っても飽きる事は有りません
ドライヴィングレンジ、アプローチ、バンカー練習場等の施設も充実していて、たまにはラウンド無しで練習だけで食事をして仲間達とバカ話をしてお風呂に入って帰る事も有ります。
現在の正会員は1108名、平日会員が334名で合計1442名が在籍していますが、実際には此の内の30%位の方が月に一度以上来場するアクティブなメンバーのようです。自分では此の中でお名前とお顔が一致するメンバーが250-300名程です。会員権は他にも5-6ヶ所持っていて此のコースより一般的にはグレードが高いと評価されるコースも有りますが、そっちはせいぜい年に3-4回使う程度で、やっぱりホームコースの居心地の良さは他のコースでは味わえません。此れで年会費8万円は高くないと考えています
そこで思う事はどのゴルフ場でもメンバーの居心地の良さ、満足度はその人の使い方の問題で自分次第じゃないかと言う事です。朝、クラブハウスの玄関でのキャディさんとの「おはようございます」の挨拶からロッカーでシューズを履き替えてレストランに行っていつものコーヒーを飲み、その後ドライヴィングレンジと練習グリーンで30分程体を慣らしてスタートがいつもの決まったローテーションです。
不思議に思う事は、私が入会させてもらってから31年の間、此のホームコースで嫌な思いや不愉快な経験をした事が一度も無い事です。此れは特筆ものです それはやっぱり古いメンバーやクラブを運営する方達の考え方が多分に影響しているようです。勿論会則には有りませんが、メンバーが尊重される順番は此のクラブでは年齢、在籍年数、人柄が上位でHDCPは余り気にせず、ローハンディの方が我が儘を言う事は有りません。会員は平等と言う意識が徹底しており、古いコースに有りがちな古参メンバーや片手シングルが変な意識を持つ様な事は有りません。
クラブは私的な趣味を同じにする同好の志の集まりですから、その中で一般社会と異なるルールややり方も有りだと思いますが、他人に迷惑を掛けない、不愉快な気分にさせない事がとても大事だと思います
私は此のクラブで多くの得がたい友人を作り、週末退屈しないで良い時間をもらい、心身ともにリフレッシュさせてもらっています
メンバーコースの会員権を取得して会員になるメリットはお金に換えがたい沢山の事が有ります。それは、会員権は遊ぶ為の切符で有って、その切符をどう有効に使って楽しみ学ぶかは本人のやり方考え方次第ではないかと思います。
By 万治郎