先日神宮球場で行われたヤクルトVS巨人の試合、
4対3のヤクルトリードで迎えた9回表、
スワローズはクローザーのバーネット投手をマウンドに送ります。
この最終回を無得点に抑えればチームの勝利&1セーブポイント!(^^)!
しかし、二死1塁から長野選手に、レフト線へタイムリーツーベースを打たれ、
勝利まであと一人の状況から同点に追いつかれます(T_T)
この時、レフトを守っていたバレンティン選手のクッションボールの処理が緩慢でまごついた為に、1塁走者大田選手の本塁生還を許した(>_<)として、
この回終了後にバーネット投手がバレンティン選手に対してその緩慢プレーにクレームをつけ指摘すると、二人は一触即発の揉み合いとなりました。
元々、バレンティン選手は守備の上手な選手ではありませんが(-_-;)
結果として、この試合は延長11回G阿部慎之介選手のツーランHRでヤクルトは敗戦
惜しいゲームを落としました。
このやり取りで感じた事、
プロの世界とは言え、団体スポーツで個々のミスをあれだけ堂々とストレートに非難することは稀でしょう
ましてや、共に異国の地から助っ人として来日している同じ立場の仲間。
摩擦を恐れずにチームメイトを糾弾する姿は見方によっては、奇異にさえ写ったでしょう。
日本人ならば本心では立腹しても「ドンマイ!ドンマイ!」(^^)と声を掛けるのが普通の選手だと思います。
ところが、日本のプロ野球の世界で外国人選手は通常、単年契約。
しかも即戦力としてすぐに結果を求められます
打ってなんぼ、抑えてなんぼ、勝ってなんぼ
実績を上げなければ年俸も上がらない、場合によっては来年の契約も「?」マークです。
そんな立場の彼らからすれば、仲間のエラーに「ドンマイ!」なんて言っている余裕などあるはずがありません。
さて、物事を自分に置き換えて、「そこまで厳しい環境で危機感や自覚を持って仕事に取り組んでいるか?」と自問自答した時、私はイエスとは答えられません
バーネット投手は元来、気が短くて気性が荒いキャラクターですが、この一件でヤクルトファンの私は彼の勝気剥き出しの露骨なプロ根性に脱帽です
Ikechan