先日のゴルフトーナメント・・・最後まで見ていましたけど
テレビ中継の終了時間で「プレーオフが中継終了時間的にはないな・・・どっちかが勝つんだな・・・・あ!?黄選手がイーグルチャンスに!?って事は石川選手の優勝はないのかぁ~~残念!」と
最後を見なくても解ってしまった次第ですが(苦笑)
本当に毎回毎回毎回・・思いますけど
外国人選手と日本人選手との大きな違い・・・それは「トルク」の違いです。
優勝した黄選手のあのゆったりとしたスイングからは、到底崩れそうにはない・・・特に終盤のプレッシャーが掛かる場面になればなるほどその力みがないスイングは強さを発揮します。
本当に見ていて腹が立つほど(いい意味で(苦笑))
対して石川選手はマン振り!!
そしてオーバードライブ・・・しかしトルクの違いは明らか・・・
イ・ボミ選手しかり・・・本当にゆったりとしたある意味一瞬、力感がまるで感じられない・・・そんな風に見えるスイングですが、結構飛んでいるし余裕がある分、連戦しても疲れ知らず。賞金女王は至極当然です。
とあるローカルなゴルフ番組を見ても・・まあテレビ的には刻みゴルフより飛ばしを見せた方が「ああ・・・プロって凄いなー」と言うことが解るゆえ、映像的にも良いのかもしれませんが、そうした日本ゴルフの傾向が結局・・・・日本人プレーヤーが海外で中々メジャーで勝てない要因にも感じます。
もっともそれは日本人と外国人とのトルクの差が歴然なので、仕方ない事です。
しかし出来ない理由を言うのは簡単で、体格が違うので仕方ない・・・じゃなく
どうすれば太いトルクを得ることが出来るのか?
筋力のつけ方、柔軟性、食事・・・・他、やる事は沢山あると思います。
本来ゴルフの特徴はハードヒッターが必ずしも勝てるスポーツではなく、極論を言えばどこからでも寄せられるアプローチと
3メートルを100%入れられるパッティング技術があれば誰でも勝てるゲーム(そんな人はこの世にいませんが(苦笑))
ゆえにそれに近い事が出来る可能性が器用な日本人であれば・・・・出来るはず。
事実シニアでは井戸木選手がシニアで勝ちましたけど・・・
しかしシニアでは何とかなっても、ツアーで勝つにはやはり飛距離も必要。
トルクのなさを補う技術を身につけるは当然として
いかに太いトルクを身につけるか。
アイアンやドライバーの技術を身に付ける事ももちろん大切ですけど
最も難しい「太いトルク」を得る為には何をどうすれば良いか?それがメジャーで勝つ、或いは海外でも活躍できる(松山選手以外の選手)一番の近道だと思います。
優勝争いの中でも「え?HSが40程度じゃない?」みたいなスロースイングで確実にフェアウェーを捕らえて・・・ツマラナイ試合だなぁ・・・なんて関係なく、圧倒的な強さで勝つ。
魅せるゴルフをしなくても
世界レベルのゴルフをしていれば誰でもそのスタイルに魅了されるものです。
BY SS