蒸し暑い梅雨時期ですが、今年は比較的少雨のようで外出の多い
ビジネスマンやゴルファーにとっては有難いですが、
芝の管理をしているゴルフ場にとってはハラハラドキドキでしょう。
さて、このところですがゴルフ会員権相場は少し上向き傾向と
なってきています。
もちろんすべてのコースではありませんが、首都圏に近く総額が
手ごろな会員権に限りですが。
バブル時にはほとんどのコースが1000万円以上の相場になり
その後は言わずと知れず、相場下落とともに二極化現象が起きて値のつかないコース
とそれなりに相場のついているコースに分かれました。
そして今、その中でもさらなる二極化が起きているように感じます。
いわゆる老舗名門コースで入会に関して非常に厳しい審査を行っている
コースは手続きが煩わしく敬遠されがちになり買い希望が少ないもしくは全くない
状況になっているケースがあります。
それに対して、審査がそれほど厳しくなく、ある程度ウェルカムなコースは
売りが減少して若干相場が回復しています。
消費者心理としては高い名義書換料を支払うのに、面倒な手続きばかりでは
心底そのコースに入会したいという強い気持ちがないと、いざアクションを
起こしにくくなってしまいます。
ゴルフ場にはゴルフ場の考え方がありますので、すべてを否定はできませんが
時代の流れにあわせて、会員の入れ替えをスムーズに行い倶楽部の活性化を
図るのも必要かなと思います。
Mrスライス