先日、都内の名門コースのひとつ、府中CCでプレーをしました。
まずはクラブハウスを出て、練習グリーン周りに行くと・・・
その広大さと美しさに驚嘆します。
ここは本当に東京なのかな?と。
そして何よりもコースメンテナンスが・・・
最高級です!!
今のグリーンになって初めてプレーしましたが、前回の2グリーンをくっつけた様なグリーンと違って、
戦略性も高くなり、かつ、コースの持つ表情が抜群に良くなってました。
改造は得てして以前の良い雰囲気を壊す?可能性も有る中、素晴らしい景観と戦略性の高さ。
そして何よりもその「整備力」
ティーングランドは勿論、その周りも剥げた箇所など皆無。
ティーングランドは「プレーヤーの舞台」ともなる場所で、ここの整備力が名門かそうでないか?の分岐点とも言える場所ですが、全く隙が有りませんでした。
プレーに関係ない場所でも、綺麗にしています。
これぞ本当の名門の姿でしょう。
すぐ近くの私のホームコースとは特にティーングランド整備に於いては雲泥の差。こんなに近い場所で何故ここまで違うのか?
もっともプレー料金も年会費も書換料も違います。同じものを求める事は難しい事とは解っていますが・・・・しかし、真似が出来る事は多々有ると思います。
また逆に、一般的なゴルフ場でも名門コースが真似すべき事も多々有るでしょう。
府中CCさんは「自分のコースをゴルフ場に詳しい会員権のプロの方に見ていただいて、改善出来る事があれば改善していきたい」との事でした。何故、バブル期は億単位まで値をつけた名門ゴルフ場の会員権相場が低迷しているのか?
後日、プレーレポートで色々と語って行きたいと思います。
いえる事は、都内はおろか関東でも屈指の素晴らしいゴルフ場である事は間違いありません。
そして、そうしたゴルフ場であるにも拘らず、謙虚に今よりもっと良いゴルフ場にする為に努力をして行きたいと思っている事。この事が本当に素晴らしく、これぞ「真の名門」の姿だと思います。
形だけに拘り、あれはダメ、これはダメと現代にあわないゴルフ場のあるべき姿を押し付ける名門コースは、後20年・・・いや後10年もすれば変らざる得ない事に気がつくでしょうし、もし気がつかなければ確実に消えていくと思います。
とにかく、もっと世のゴルファーに都内のこんな良い場所に、素晴らしいゴルフ場がある事を伝えていかなくてはなりません。
メンバーになる事の価値を教えてくれるコースの一つ。
私たちも伝えていく形を色々と工夫していかなくてはなりませんね。
BY SS