過日の米女子ツアー「ショップライトLPGAクラシック」でボールを探す時間が規定の3分を超過していたことが翌日に判明したことで失格となった畑岡奈紗プロが先日、ルールの明確化を求める意見書をSNSで投稿しました。
意見書の要諦は3項目
「ルールの曖昧さ」→時間計測を開始するタイミング、誰がどのように計測するのか。
「違反の指摘と処分のタイミング」→競技委員やツアー側から違反の指摘が無くスコア提出を終えた後に、外部からの指摘で処分を下す。
「映像による検証」→映像検証を実施するなら全選手に対応出来る環境を整備するべきで、それが出来ないなら映像検証は行わずリアルタイムで選手と同伴者、競技委員間で解決するべき。
今回畑岡プロのボール捜索時間を指摘したのは現地のTV中継局レポーターでしかも翌日です。
言うなれば部外者が、全てが完結した第1ラウンドの翌日に指摘したクレームが採用され失格となったわけです。
タイムリミットの違反はその場で指摘されるべきであり、同伴者や競技委員がスルーしているのであれば問題はないと解釈するのが妥当でしょう。
念のために暫定球を打たなかった畑岡プロも軽率でアドバイス出来なかったキャディも責任の一端があるという論調もありますが、
総じて、強い日本人や韓国人に対する悪意のあるバッシングでこれがアメリカ人のネリーコルダだったなら失格にはならなかっただろう意見も我々は忘れてはならない今回の事件だと思います。
私は今回の一件に関してはどう考えても腹が立って仕方がありません。
結果として2大会連続の五輪代表選出を逃した畑岡プロにはより一層の奮起を期待します!
Ikechan