先日テレビ朝日で
亡くなった関西のドンこと杉原さんの特集を見ました。
一番印象的だったのはあの
ジャンボさんが杉原さんを「おやっさん」と何度も言う時の瞳の奥。
あのジャンボさんがうっすらと涙を浮べていたシーンでしたね。
全盛期のジャンボさんにしてみれば、杉原さんはライバルとはとても言えない存在だったかもしれませんが・・・
杉原さんはジャンボさんを目標に只管頑張ってきた。
飛距離で30Yはおろか50Y離されても・・・歯を食いしばって喰らい付いていったわけですね。
そして何十年も前のプレーオフでジャンボを破ったシーン。
圧倒的不利な状況から執念で勝ち取った勝利は
当時を知るゴルファーからすれば、忘れる事が出来ない感動的かつ衝撃的なシーンだったでしょうし
私自身忘れられないのは
当時破壊的な飛距離で躍動していた川岸良兼との一騎打ちで
最終ロング、川岸プロが楽々アイアンで2オンする飛距離をティショットで飛ばした時、杉原さんはそのはるか後方からなんと!
セカンドショットをドライバーで打ち、乗っけていったシーン!
りょーけん・・・というかまわりも唖然ボーゼン・・
これで負けたら・・・とやられた方は思ったのでしょう。杉原さんが勝ちました。(確か)
有利って・・・世の中には実際はないと思います。
最後の結果を得てはじめて・・・・あの時は有利だったんだなとか不利だったんだなとわかることで
途中途中の過程の中、有利か不利かなんてのは一瞬の出来事で変わりますからね。
それも全て本人次第・・・・「諦めない」気持ちから変わってくるのかなと。
もちろん時にはさらっとね・・・
諦めて「さー次いってみよー」って気持ちも大事ですけどね(苦笑)
しかし
ここ一番の時はね
何とか歯を食いしばって・・・・最後まで諦めない事諦めが悪い事
必要なんじゃないのかな?と
杉原さんの最後まで闘い抜いた姿をみて思いました。。。
BY SS