教え子(少年野球)が作文コンテストで優秀賞を獲得
その作品(冊子)が私のところに回ってきた。
作文のタイトルは、「人として大きく」。
読んでいくうちに、教え子の作品だと思うと胸が熱くなり感動した
彼は現在中学三年生。
「文武両道」について彼なりの考えを表す作文であった
プロ野球選手を夢見ていた小学6年生の時に全治6ヶ月という
大きな怪我をし 好きな野球ができない時期があった
その時期に、今自分ができる事は何かと考え始めたことが、
最初のきっかけだったようだ。
中学に進級し、大好きな野球と勉強との両立
誰もが両立に苦戦する中、彼が考えた答えは好きなことを続ける為には、
まず常日頃からの私生活を規則正しいものにする
私生活を正しくする上で、人間性が土台となっていることに気づいたようだ。
そして土台、人間性が大きいほど、野球の技術を沢山載せることが出来、
その土台を大きくする手段として勉強や普段の生活があることを知ったとの事。
彼のいう「人間性」とは性格ではなく自分の目の前にある現実と、どう真摯に
向き合い取り組んでいくのかという心構えを伝えたかったのではないか
人間性=「心構え」。誰しもが一生取り組む大きな課題かもしれない。
つい3年前まではまだ小学生。
私のもとで一生懸命野球に取り組んでいた子が、いつの間にか「人として大きく」
立派に成長している
今回、また卒団生からすばらしいことを教えられた
これからの彼の人生を陰ながら応援していきたい
追伸
彼は今年の夏、野球のリトルシニアオールジャパンに選出されアメリカで活躍をしてきた
三ちゃん