もう かれこれ10年以上、春になるとプランターを使って胡瓜、茄子、ピーマン、トマト等を
作っているがとても楽しいです
もともとが北陸の専業農家の生まれで7代目で長男、大学も農学部で高校生の頃には
日本一の百姓になろうと密かな志しが有りました
・・・・が、いろいろ有って今は畑違いの仕事についています
それでも連綿と続く百姓のDNAはそんなに簡単に変わらず、4年前に亡くなった母も畑仕事が大好きで
朝太陽が顔を出す前から月明かりの中で野菜を育てていました。
母は朝取れたての新鮮な野菜を子供達や家族に食べさせる事を無上の喜びにして、
今は私以下四人の子供ら全員が畑仕事大好き一家になっていますやっぱり母にはかないません。
私がやっているプランターでの野菜作りもやってみると結構奥が深く、
全体に期待以上の収穫が出来る年や作物によっての出来不出来など違います。
勿論、無農薬です。殆どベースになっている生育条件は変わっていないはずだけど、一番の違いは
太陽の当たり方の影響が大きく成育に作用しているようです。
土と水の大切さ、太陽のありがたさ、自然の偉大さを実感します。
最近は物作りの大切さが見直されてきています。工業製品から農産物迄有りますが、
素人が容易に始められて収穫し食す楽しさは野菜作りに勝るものは有りません
自分で育てた野菜は本当に美味しく感じられます
コストを考えれば全く間尺に合わないけれど それに比較出来ない育てると云う実感や
初物のきゅうりを丸焼きで皮をむいて正油をつけてがぶりと喰らいつく嬉しさは、
とてもとてもお金には換算出来ない満足感が有ります。
早く梅雨が明けて、夏のギラギラした太陽の下で真っ赤に完熟したトマトを
喰べるのが待ちどおしい此の頃です。
by 万治郎