「過ちを宥すに大とするなく、故を刑するに小とするなし」と中国の古い言葉が有ります
過失はなるべく許してやり、故意は罪が軽くても見逃してはならないと云う意味です。
ただし注釈がつきますそれは過ちは一度きりだから過ちと云えるのであって、二度三度と繰り返せば
過ちとは云わず故意に近い、これは「小とするなし」です。
お客様や上司からの注意を受けてそれを云わなければならない相手の気持ちや
立場を考えられない者で有れば、その人は一人前の社会人としての資格のない人であると思われます。
特にそれを何十回も何百回も言われて、本人も言われて仕方がないと思う位であれば
違う理由を考えざるを得なくなります。
より良く快適に生活したりビジネスをする為には、お互いの思い遣りと少しの気遣いと、
間違っていれば正す努力をすると云う気持ちが大事です
すみませんの一言で済ませようとする怠惰は罪です。
by万治郎