明けましておめでとうございます。旧年中は格別のご愛顧を賜りましてありがとうございました。
昨年のゴルフ会員権相場を振り返りますと、全体的にじりじりと値を下げる動きが続きました。中でも顕著に値を下げたコースは、小金井CC・相模原GC・我孫子GC・鷹之台CC・大利根CCなどの所謂老舗名門コースです。これらの俱楽部はメンバー重視の運営で経営基盤も安定しておりますが、2015年問題と言われる高齢化現象が進み、利用していないメンバーにとっては高額な年会費の負担を避ける動きが出始めていると考えられます。また会員権価格が下がることによって名義書換料や入会預託金などの間接費用の割合が高くなっていることが買い手のマインドを萎えさせていることも事実です。逆に相場が安定しているコースは、磯子CC・厚木国際CC・本厚木CC・東京国際GC・日高CC・東松山CC・総武CC・茨城GCなどで、年会費が低額・間接費用の値下げ・入会条件が厳しすぎないなど、購入から入会承認まで安心して手続きを進められる事が、買い希望が多く入る原因になっていると考えられます。
2020年に東京オリンピックが開催されます。夏の大会としては昭和39年以来56年ぶり2回目となり、初めて自国での開催を経験する世代も多くいます。各種競技はもちろんゴルフ業界にとっても大きな起爆剤となることを期待しております。その為には、日本人選手の世界での活躍や、若い世代のゴルファーの増加が肝要です。微力ながら私ども明治ゴルフも、ゴルフ会員権を通じて業界全体の力添えが出来るよう努力していく所存でおりますので、今後ともご愛顧頂けますようお願い申し上げます。
※新年は1月4日(水)から通常通り営業いたします。