日経平均が約1年半ぶりに2万円台に回復しました。
リーマンショック等、何度も経済危機を向かえる中で、それでも株価は何とかゆっくりと回復しています。
一方、ゴルフ会員権は既に低水準ゆえか、大きく値下がりする事はありませんが急激に回復する兆しがまだ見えてこない状況です。
株式の様にコツコツとでも値上がりしていく事すら難しい状況が続いています。
それでも4月、5月、シーズンと言う事もありゴルフ場はどこもほぼ満杯で、弊社でも買い注文が多く、けして全く「買いがない」状況ではありません。
むしろ買い需要は多く、高齢化が進む中で売りは当然マーケットに滞留していますが値段次第で購入する方が非常に増えている事も事実です。
確かに一昔であれば数千万円していたコースが全部で200万円で相当な良いコースのメンバーになれる時代・・・・バブル期にゴルフを覚えて、ゴルフが好きでいつもビジターでプレーをしていた世代にとっては夢の様な相場と言っても過言ではないでしょう。ゴルフをしない人には「たかがゴルフに何百万?」かもしれませんけどね(苦笑)
「最近の若い人はゴルフをしなくなった」
と言われる昨今ですが、かと言って全くしていないわけではありません。バブル期、就職したての若者が上司の誘いで始めたゴルフ、私もその一人で、そしてゴルフに嵌った今現在、そんな世の中とは今は違っていてもゴルフをする女性も増え、若いゴルファーも沢山います。
理由としては昔よりとてもファッショナブルになり、プレー料金も安くなりました。若い人でも充分ゴルフが出来る環境があります。
そして、そんな中、事業で成功して、ゴルフの魅力に取り付かれ、今まではビジターでゴルフをしていた方もいよいよメンバーになりたいと考えるわけですね・・・そして何年も仕事を頑張りゴルフに投資できる資金も十分に持った、さてゴルフ会員権を買うぞ!
と・・・
ゴルフ会員権業者に電話をして、どんなコースが良いか相談する方もいれば
テレビや雑誌やネット等で、評価の高いゴルフ場の是非メンバーになりたいと思う方・・・
ところが、名門コースや自分が願うゴルフ場に入れない・・・え?何故?どうして?
ゴルフ会員権の負のスパイラルが水面下で発生しておりその事も、特に「名門」と呼ばれるコースの相場が下落している要因のひとつです。そしてそれは将来けしてそのゴルフ場にとって良い事ではありません、にも拘らずゴルフ場は「名門」と言う名の下、現状を変化させて行こうと中々しません。
今日はここで終了して、また次回、続けて行きたいと思います。
BY SS