梅雨空の日が続き、蒸し蒸しとして身体も怠くなるような毎日ですね。
こういうお天気が続くと、毎日の夕飯も何にしようか?と頭を悩ませる日々が続きます。
あっさりとしたもの?喉ごしの良いもの?はたまたガッツリと脂ののったもの?等々。
お料理が得意です!とは恥ずかしながら言えませんが、せめて食卓の彩りにと集め始めた「お箸置き」。
その時の気分やお料理によって、色々と変えて楽しんでいます。
箸置きのルーツには様々な説があるようですが、七世紀頃に神事のためのもの、神前に捧げる食事の付属の道具として使われたという説が有力だそうです。
伊勢神宮などで利用されていた御箸台と呼ばれる道具がこれにあたります。
一般の人々が利用するお箸置きが作られるようになったのは江戸時代以降で、明治時代から発展したようです。
文化の発展と共に身近なものになったんですね。
お箸置きの素材は石をはじめガラス・金属・木材など様々ですし、デザインやモチーフも沢山あります。
見ているだけでも楽しくなってしまいます。
お箸置きを置いて食卓に向かうと背筋を伸ばしてきちんと「いただきます。」と手を合わせ、大切に噛みしめて食事をいただきたくなります。不思議です。
私はまだ10種類ほどしか持っていませんが、「これ!」というものに出会えることを楽しみにしてコレクションを増やし、彩り豊かな生活の一部になればいいなぁと思っています。
by ぴよ