新年明けまして、おめでとうございます。
今年のゴルフの目標は掲げましたでしょうか?
私の目標は現在腰痛気味の為、1年間、怪我なくゴルフを楽しむ事と昨年予選を通過したクラブ選手権に今年も予選通過する事です。
有りがたい事に既に1月から3月までのゴルフスケジュールが結構埋まっておりまして、今年もホームコースで仲間とのゴルフを楽しんで行きたいと思います。
そんなゴルフ仲間で、実力は既にシングルプレーヤー級ですが、ハンディが中々下がらず、今年こそ!とゴルフに燃えている仲間がいます。
そしてたまにスイングの事を聞かれますが、私は人にアドバイスするほど上級者ではありません。
スイングや道具に関してはむしろ彼の方が上だと思っています。ただ、もし何かアドバイスできるとしたら「ゴルフは気持ち(メンタル)」でしょうか。
いけうち先生のこの漫画は私のゴルフバイブルですね!
仲間に読んで見て下さいと渡しましたけど、私の様なへたくそでもシングルプレーヤーとして20年以上維持できているのは、この「ゴルフは気持ち」のお陰です。
初めて読む方であれば「当たり前の事」を書いている様に思うかもしれませんが、その当たり前の事が実践できないのが殆どのゴルファーです。
特にトラブルに見舞われた時、人間ですので頭では理解できていてもまずその通り実践できず、後で「あのホールのあれがなければ・・・」と毎回毎回毎回、同じ様な後悔をしているはずです。
かと言ってリスクを避けてばかりでも良いスコアにはなりません。
攻撃も当然必要で、その駆引きが上手い人が「ゴルフ脳」が高く上級者と言えます。
野球でもそうですね。野球選手は幼い頃から野球ばかりずっやっている為、頭が悪い?なんて言われ方もされますが、本当に頭が悪い一流プレーヤーはいません。一流プレーヤーとそれ以下とのプレーヤーの差は「野球脳」の違いです。またプロになれる選手とそうでない選手との差もしかりですね。
ただし、ゴルフの場合人それぞれ「目的」が違います。
スコアだけに拘らず、その一発の魅力を得たいがゆえのゴルフ道も有りますので、必ずしもスコア重視が大切な事とは言えません。いえ、むしろアマチュアの場合もっと大切な事の方が多いでしょう。
ただ、少しでもハンディを良くしたいのであれば一度は全部読破必須な漫画本だと思います。
確かにゴルフにはスイングありき、そして近年の道具の進化の恩恵を受ける事も大切です。しかしそれだけではスコアアップは厳しいですよね。
例えばこの漫画にあるのは名文だと思います。
「むしろ一番大切な時に最悪の場面を迎えると考えた方がよい」
これを胸にプレーしている事としていない事とでは雲泥の差です。だから私は練習場でもわざと曲げる練習をしています。ここ一番で必要な事は真っ直ぐのボールを打つ事ではなくむしろ曲げる事が意図的に出来るかどうか?です。
何故ならここ一番の緊張した場面で、自分のスイングなんてまず出来ない=曲がるからです。
であれば、どっちに曲がるか解らないより、意図的に曲げたい方向へ曲げた方が狙いがはっきりします。つまり最低限のレベルでスコアを造る事が出来ます。ここはボギーでOkなんだと。ダボ以上叩かなければ優勝できる。そんな時に必要な事はいかにしてミスを最小限に抑えるか?ティショットはOB以外であればどこでも良い。
そしてラストに大切な1メートルのパッティングが残る事を常にイメージしてパッティング練習をしているかどうか?パッティング練習で入るのは当たり前の事です。常に色んなプレッシャーを想定して練習しなければ単なる球転がしと同じですね。
そう、ゴルフは気持ち(メンタル)!!!
それだけでもトータルスコアは十分変れるはずです。
BY SS