幼稚園に通っている5才の孫が近所の国立病院に入院しアデノイド除去の手術を受けました。
アデノイドは、鼻の奥の突き当り喉との間の部分の上咽頭にあります。
生後2才頃から大きくなり6才くらいで最も大きくなりその後は小さくなっていきます。
アデノイドが肥大している特徴としては、睡眠中に無呼吸になりやすい又はいびきが大きい。
稀にですが身体が成長してもアデノイドが縮小しない人も居て、その場合頻繁に中耳炎や副鼻腔炎を発症することもあるそうです。
これに伴い熟睡出来ず睡眠の質が低下し、日中の活動時に集中力が欠如し勉学に支障が出る、あるいは疲れやすいなどいくつかのリスクがあります。
以前から家族でも「この子は子供なのにおじさんみたいないびきをかくね」とか「漢字や算数のドリルに集中できない」などの悩みを母親である私の娘が言っていました。
手術自体はさほど大がかりなものではなく30分程度で終わり、術後の経過を観察のため術前から5日程度入院しました。
大がかりなオペでないとは言え、全身麻酔で5才の子供の鼻の奥にメスが入れられるわけですから家族としてはとても心配でしたが、退院後は明らかに元気になり活動的で夜もいびきをかかずにぐっすり眠れるようになりました。
毎週通っているサッカー教室でも自宅至近の都立公園のグランドを駆け回り、泥だらけのジャージ姿で帰ってきます。
Ikechan