先日私の友人が初めてメンバーになり、初めてもらったハンディがなんと5でした。
もちろんもともとその実力がある方なので、当然だと思いますけど、JGAの小数点ハンディが登場するまでは考えられない事だったと思います。
最新JGA小数点ハンディの導入は、良い面ばかりではないと感じてます。
以前はハンディはクラブハンディの意味合いが強く、それでも一応JGA加盟コースのハンディであればどこでも共通して使えるものでした。
私の場合、とあるコースでシングル入りしたわけですけど、当時いろんな制限がありいきなりシングルにはさせてくれませんでした。
まずシングル候補といった用紙が届き、そしてある一定期間内にアンダーを二回出さないと駄目だとか・・・・そんな感じで、中々シングル入りできず、自分も含めてホームではハンディ10の仲間がずらーーーっとボードに並んでいた記憶があります。
その代わり一度シングル入りすると、所謂「名誉ハンディ」でその逆に簡単にハンディを落とす事はありません。
って事で・・・・安心感と満足感をあんなに感じた瞬間はありませんでした。
しかしそんな形でも一応JGAハンディなので、それはそれでおかしい部分も多々あったかと思います。
そういった意味合いも含めて、直近のスコアから小数点入りでハンディを算出する形になったかと思いますしそれはそれで完璧に正論だと思います。
しかしその為の弊害は、例えばだんだんとゴルフに老いが訪れた時でしょう。名誉ハンディ。かつて自分はあそこまで頑張った。その証拠が今のあり方だと消えてなくなる。
そして寂しさのあまりゴルフのラウンド数が少しずつ減ってくる。
当然・・・・ゴルフ場に足が遠のく。
という事もあってか、現在クラブハンディとJGAハンディを分けて・・・つまりホームで二つのハンディを持つといった形が増えてます。
私の場合JGAとクラブハンディでは2違います。
ちなみに今のホームコースではJGAハンディ用とクラブ競技に参加する為の提出用と二つ箱があったりします。
結局JGAハンディの今の存在は例えば関東アマとか・・・・そういったJGAの公式競技に参加する人にとって必要なハンディになりつつある。そんな感じがしております。
たかがハンディ。されどハンディ。
数字を減らす事を目標に頑張ってるうちはまだ花ですけど・・・・そのうち維持する為だけに頑張るって時期になったとき、自分のゴルフスタイルがいったいどういった形になり、またその時ゴルフに対してどの様に対峙していけばいいのか・・・・今はまだ・・・・解りません。しかしその為の覚悟と準備を今からしておく事も大切かなぁ・・・と最近思う今日この頃です。
BYSS