昨年からボランティアで少年野球のコーチをしております。
もちろんゴルフが優先といった条件ですが(苦笑)、いくらボランティアとはいえ将来のある子供達に「気合だ!」とか精神論ばかり言うのではなく、しっかりとした基本を教えていかなければなりません。
もっとも自分の時代は、そのへんの暇な野球好きのおじさんが、教えるというか・・・・ただノックをしたり或いは「来た球をうちゃーいいんだ」みたいな感じで、もちろん何故だかうさぎ跳びもやらされ、夏は肩がひえるからとプールを禁止され(よって未だ野球選手にはカナヅチが多い)・・・今では考えられないむちゃくちゃな理屈でやらされた時代です。
今は科学的な根拠をもとに、しっかりとした練習方法が確立されてます。よって今教える方も相当勉強しなければならない時代となりました。
まあ・・・私なんかはセンスというか練習量で上手くなった部類ですが、今は練習量も少なく昔の様な根性論では上手くなりません。
従って最近になってようやく本格的に勉強をしていますが・・・・驚く事が多いのです。ゴルフと根っこの部分が非常に似ているからです。
属にいう上手い人ってどんな人でしょうか?あいつは何をやってもセンスがある・・・ってたとえばどんな感じでしょうか?
例えばアドレスした時、ゴルフの場合上手か下手かわかりますけど、その違いはいったい何でしょうか?
自分はその事がずーっと解らずにいました。何故プロがアドレスすると良いショットのイメージしかわかず、そのへんのアマチュアは構えからしていかにも駄目そうでそしてそのまま駄目ボールを打つのか?
その違いはやはりバランスの違いなのです。そしてそのバランスの違いはどこからきているのか?
センスなのでしょうか?それとも鍛えればある程度のバランス良いアドレスが出来るのか?
例えば今子供達に教えているのか非常に簡単な事で、片足立ちです。
しかしその片足立ちが案外難しいのですが、そこで大切なポイントは「母子球」で体重をささえることなのです。足の裏側全部でなく。
これが自然に出来るようになれば、非常にバランスの良い構えが守備においても打撃においても出来ます。
そしてこの母子球大切論は当然ゴルフでも同じです。テークバック時に右足、母子球で踏ん張ること。これこそがスイングの肝です。
恐らく一流といわれるアスリート達はそういったバランスをどこでとっているかというと殆どが自然に母子球なんでしょう。しかし意識しても中々難しいわけです。
野球の勉強をすればするほどバッティングしかりゴルフと共通する部分が多く、なるほど・・・・どうりで野球選手はゴルフが上手いし飛ぶと思った次第です。
練習は最近行ってませんけど・・・・何故かさほどレベルが落ちなくて済むのは野球のおかげかもしれません。とにかく肝は母子球!ここをしっかり意識してゴルフも頑張ろうと思います!
BY SS