私には高校3年の娘がいます。
通っている学校が自宅から私鉄で一駅の至近ということもあって、
入学当初からPTAのお仕事のお手伝いをさせて頂いていました
そして今回、同じ役員の方々からの強いお薦めもあり、なんと・・・
会長の職をお引き受けすることになりました
1、2年の時は割りと気楽に野球部の応援や、全国大会まで駒を進めたサッカー部のサポート、
チアリーディング部の娘の為に自宅、会場、学校間のクルマでの送迎などなど
のんきで楽しい事ばかりだったのですが・・・
会長ともなると、やや事情が違ってきます
学校側と父兄側の間に立っての陳情処理や意見調整、
年間数万円×生徒数1,500人のPTA会費の予算配分、使途のチェック、
定例会での質疑応答に対応する為の答弁書の作成、
そして会議での諸般の決済。
来年の卒業式謝恩会ホテルの選定、見積書依頼、現地調査、などなど
おまけにPTAのコミュニティーの主役を形成するのは、当然にお母様方
40代、50代のマダムの皆様が同僚であり、仲間です。
これらの人間関係の諸々がまたまた面倒で大変です
長い間、明治ゴルフ営業部というワイルドな男社会に身を置いている私にすれば、
お母様方の仕事の進め方、こだわり、考え方はカルチャーショックの連続
「そんな事まで細かく追求しなくてもいいだろー」
ってことまで とことん突き詰めます。
明治ゴルフでは「マメできちんとしている」という定評がある私も、
PTAでは 「がさつで大雑把」 との評判
土日はほとんど学校に顔を出し、娘からは白い目で見られ、、、、
こんな事を無報酬でやるなんて、なんてバカバカしいんだろー
と後悔していたのですが・・・・
最近は少し考え方が変わってきました
50歳を過ぎて、改めて知らない世界に飛び込んで、知らない仕事に取り組んで、
知らない世代の方と話をしたり、お酒を飲んだり、
こんな未知の体験を授業料も支払わずに味わうことが出来るなんて・・・
めったに出来ないですよね
ベテランのあるお母様に言われた一言が未だ頭の中に残っています
「いけ〇〇さん、あなたはこの学校の全校生徒1,500人の両親3,000人の代表で頂点なんです。
自覚を持って頑張って下さいね。
一年経ったらきっと一皮むけて、もっと成長した男になってるわよ!」
褒められてるのか、乗せられてるのかよく分りませんが
とりあえず楽しんで頑張ります
ikechan