社会人になってから通勤時間中、電車の中での暇つぶしで本を読むようになりました。
それまではどちらかと言うと活字は苦手な方だったのですが読んでみると意外と面白くて、
今では家の本棚はこれまでに読んだ小説、これから読みたい小説でぎっちり。
本棚に収まらない本たちは100円均一で購入したブックボックスに詰めてクローゼットに入れているのですが、
その数もどんどん増えています。
最近は昔の文豪たちの本を和装表紙で売っていたりします。
その表紙が中々素敵で、今迄あまり興味が無かった志賀直哉や夏目漱石、柳田國男などを読んでみています。
文章の書き方や、使っている漢字など現在の文章とは違うところも多くて、読み慣れない私には中々読みにくかったりも
するのですが、この人の文章は好きだな、と思ったりする人もいます。
正直、表紙が素敵でなければ手にしなかった本が殆どです。
最初はミーハー気分で買って読み始めたわけですが、何がきっかけになって自分好みの本に出会うか分らないものだなと
思ったのと同時に、表紙って場合によっては大切なんだなーと感じました。
by naka