秋のゴルフシーズンを迎えて東京近辺のゴルフ場では来場者数も例年に比べ増加し大型コンペやビジターの予約も順調だと聞いています
11月から12月の年末の予約状況も良好でプレー料金も従来より若干上向く徴候に有って、景気の回復、お金の循環が以前と比べて良くなってきたようです
此れからの先行きについては将来の年金受給額の減額、消費税増税による生活費の負担増が有って不安視される向きもありますが、全体の流れとしては良い方向に流れているように思えます
但し、業界筋の資料によると、今年の一ゴルフ場(18H)平均の売上高は12年度比2.6%減の4億5000万円にとどまる見込みで昨年を下回っています。
夏場後からは全体として客足は戻ってきているようですが、全国的に見ると相変わらずの値下げ競争が収まらず客単価の下落基調が続いているようです平均来場者数は今年が18H換算で38,938人と昨年より4.5%増の見込みです。
ゴルフ場の会員権を所有するメンバーの平均年齢が63.2才、来場者の最近の傾向としては法人需要は低迷状態が続いていますが、若い女性のビジター増、60才以上のシニアが元気だそうです
松山、石川の活躍も期待され、国民体育大会でのゴルフ競技の盛り上がりやメンバーコースでのクラブライフの充実が図られるなども有って、ゴルフ会員権のプレー権としての新たな価値の見直しも徐々にされてきています。
by 万治郎