先日お客様と東京の多摩CCでプレーしました。
朝から雨模様・・・でも自宅を出た時は止んでまして、雨だったらやめようとメンバー様から言われていましたけど「今日の天気なら大丈夫だろ~よし!やろう!」って事で・・・コースに着いたのですが・・・
着いて
着替えて
ハウスを出たその瞬間!!!!
土砂降り・・・・・(-_-;)
結局スタートする時も、土砂降り・・・・
しかし同伴して戴いたメンバー様が「俺は晴れ男だから大丈夫だよ!」
その言葉通り、後半からは絶好のゴルフ日和になりました(*^_^*)♪
私もこの業界は長く、殆どのゴルフ場でプレーさせて頂いてますが、多摩CCでのプレーは初めてでした。
同じ都内のコースのメンバーですので、その差を比較したかったわけですけど・・・・
まず、多摩CCに車で入った瞬間!
これは違うぞと解りました。
もっともここ数年で周りの風景も相当変化していました・・・・しばらくあの近辺には行く事はありませんでしたけど、あそこまで綺麗に整備された住宅街になっているとは知らず、また周りには高層マンションが建設中、もしくは建設されおり・・・そしてそれに見合うかの様なゴルフ場の整備された駐車場とクラブハウスの雰囲気。
見事にマッチングしておりました。
立地の良さも実際、車で移動してあらためて解りましたし、同じく同伴された方は市谷から電車で40分程度だとおっしゃってましたけど・・・この立地条件でこの雰囲気はそれはもうゴルファーからすれば、これ以上望むものはないでしょう。
コースは確かに東京都内、特有のアップダウンがあるにせよフェアウェーは比較的広く、かつ良く整備されています。
丘陵コースの難しいところは、フェアウェー以外の見えない部分での整備ですけど・・・・これもほぼ完璧。
やはりこの部分は、府中CC、東京よみうり、桜ヶ丘CC、よみうりGCと同じくで、しっかり整備されていると感じました。当然会員権の価格もこのレベルは当たり前です。
逆に言い換えれば、他コースも整備にお金を掛ければ同じレベルになりえる可能性があると思いました・・・あくまでもハードな部分ですけど。
ゴルフ場で何がお金掛かるかと言うと、整備なんですね・・・・これを手抜きするのは簡単で安かろう悪かろうのゴルフ場とそうでないゴルフ場とでその価値が全く変わってくるのは至極当然です。
ちょっとした工夫、ちょっとした繊細さ、ちょっとした気遣いで・・・・大きくその評価が変わってくる
自分のホームコースも駐車場を整備するだけで雰囲気が変わるだろうし、折れたままの木や雑草をほったらかしにせず、誰が見ても整備していると思わせる事、隙がない事・・・・
これをするだけで、がらっとイメージが変わると思いましたし、逆にまだまだ改善出来る余地はどのゴルフ場にもあるわけですね。
基本的にゴルフ場はそのまま経営出来ていれば「そのままで良い」と思うのが普通です。
これはゴルフ場だけではなく、どの会社でもそうかもしれません。
しかし常にもっと良い方法はないか?もっとお客さまが気分良くゴルフが出来る環境にするにはどうすれば良いか?を考えて行かないと現状維持以下にこれからはなるでしょう。
色んな提案があります。
例えば現在スリーピングなメンバーはゴルフ場の約30%超、本当にアクティブなメンバーも30%と言われています。
そして年々・・・・スリーピングなメンバー数が増加、その為に結局年会費を上げ何とかその場を凌いでいる状況です。
年会費を上げる事が出来るゴルフ場はまだ良くて、それも出来ないゴルフ場はビジターを多く入れる方法しかない・・・その為、メンバーのクレームも増え、会員権の価値も年々無くなりつつあります。
使っていない方に取って、一番のネックが年会費であるならば・・・・レンタルにすればよいと思います。
これは一部のゴルフ場でそうした試みが行われましたけど・・・・もっと名門コースでそれをすれば良いと思います。
もちろん審査をして、保証人はそのメンバーが責任を持つ。
自分は使わないけど、まだ財産としてもって置きたい・・・・全く来場されないメンバーが多いより、当然来場してくれるメンバーが増えた方が良いわけです。
会社の部下、近所のゴルフ好き、遠い親戚、ゴルフ会員権を買うまでは必要ないと思っている方でも、年会費だけ支払えばメンバーと同等に扱われ、月例も色んな競技にも参加できる。
その内、メンバーの仲間も増え、このコースの本メンバーに当然なりたくなります。
使っていなくてレンタルしていた方にそのまま譲ってもらえないか?或いは、マーケットで買うか・・・
いずれにしても色々な形で、メンバーとしての価値を体験してもらう事、その方法がどういった形であれば良いか?考えて改善、新しい提案をして行く事が・・・・これからの時代大切になる様に感じます。
多摩CCには「たまメイツ」と言う年間会員制度があります。
そしてそこでちょっとした倶楽部ライフを体感する事で、何割かの人はそのまま本メンバーになると聞いてます。
ゴルフ人口が年々減少していく中で、ゴルフ場がそのゴルフの魅力を伝えて行くにはどうすれば良いか?
そのひとつとしてまずはメンバーとしての価値をどの様な形で伝えて行けるか・・・・だと思います。
BY SS