先日、宮里藍プロが31才の若さで現役引退を発表しました。
彼女の経歴は今さらどうのこうの言うまでもありません。
それまで下火だった国内の女子プロゴルフ界に旋風という言葉では言い尽くせない大ブレイクを巻き起こし、現在の隆盛を築き上げた最大の功労者の一人であることに異論を唱える方は皆無でしょう。
従来のプロゴルファーには引退という概念はあまり浸透しておらず、加齢に従い実力が低下し出場資格が減少してフェードアウトしていくのが自然の流れでした。
しかし、04年の村口史子プロや11年の古閑美保プロが身体の故障を理由に引退という形で選手生活にけじめをつけた決着を選択しています。
宮里プロもここ数年の不振から脱する事が出来ず、モチベーションを維持することが困難になったとマスコミの記事を散見しましたが、彼女の鮮烈なデビューから現在に至るまでのいろいろな道のりを考えた時に、我々一般人には到底想像し得ない苦しさや悩み、プレッシャーがあったのだろうことは容易にイメージ出来ます。
彼女らしい爽やかな潔い身の退き方に賛意と敬意を表しますと共に、これまでの経験と実績を活かし、充実した素晴らしいセカンドキャリアを過ごせる事を祈念します。
お疲れ様でした!
Ikechan