この三連休は今までに経験をしたことが無い三日間になりました。
私が住むさいたま市西区は一級河川の荒川の東側に位置しています。
今回の台風19号の進路予想をテレビ・スマホでチェックをして
静岡から東京・埼玉・茨城から東北へと通過することが確実と
なってしまいました。
12日土曜日の朝から大雨となり、午後からは風も強くなり
台風の上陸後はまさに大嵐となり、一日中家族全員で閉じこもって
いました。
荒川はスーパー堤防の工事を行っており堤防の幅もおそらく1キロは
あるので安心はしておりましたが、スマホで近くの橋にある定点観測の
水位をみているとだんだんと氾濫危険水位に近づいてはいたものの
夜中には台風が通過して雨があがったのでもう大丈夫だろうと
就寝しました。
確かその時の水位は堤防までの高さが5メートル位だったと
思います。
午前2時ころに一度目が覚めた際に窓を開けて外の様子をみましたが
雨も降っていなく風も吹いていないので安心して再度布団へ。
うとうとしかけた際にスマホがけたたましく鳴り響きビックリ!
さいたま市からの緊急案内で荒川氾濫の可能性があり避難するように
とのこと。外では防災アナウンスが鳴り、パトカーも数台巡回しながら
非難をするように呼びかけています。
これはちょっとやばいと思い、定点観測の水位を確認すると
堤防限界まで2メートル位まで増水しています。
しばらくどうするか考えていましたが、妻も起きてきて
非難することを決断。
さあ何を持っていけばよいのか?
とりあえず冷蔵庫に入っているペットボトルや
お菓子を袋に詰めて避難開始。
娘たちは何を着ていくか迷っているようで、「なんでもいい!!」
と怒鳴ってしまいました。
とにかく近所の高台にあるドラッグストアの駐車場にて待機。
駐車場は車でいっぱいでしたが、ちらほら出ていく車もいて
ここははたして大丈夫なのかと本当に心配でした。
結局は荒川は氾濫することなくすみましたが、最悪の事態も
覚悟させられる体験となりあらためて自然の脅威を感じました。
日曜日の朝からはテレビで被害の実態がわかり始め、
お隣の川越市では入間川が決壊しており、
東北地方でも大きな被害があり
いまだ全国でどれだけの被害があるのか把握できないほどの
甚大な災害となってしまいました。
被害を受けた方々の一日も早い復旧を祈るばかりです。
Mrスライス