先日Amazonで「絶滅危惧動作図鑑」という変わった名前の本をたまたま見かけ、そのタイトルに惹かれ軽い気持ちで購入しました。
中身はさほど期待していませんでしたが、これがとてもユニークな内容で意外なヒットでした。
簡単に内容を紹介しますと、
古き昭和の時代には当たり前だった「ダイヤルの電話かける行為」「ブラウン管テレビの映りが悪い時に横を叩く」「カツオ節を削る」「体温を計る前に水銀計の体温計を振る」などなど今は正に絶滅して見たこともない動作や、
「鉛筆をナイフで削る」「牛乳瓶を開ける」「マッチを擦る」「クルマの窓を手動で回して開ける」「駅で切符を買う」「墨をする」など絶滅はしていないけれど、生活の中であまり見かけなくなった動作などなど全部で100近い「絶滅危惧動作」が掲載されていて、あっという間に読了しました。
その中で特に私が印象的だった絶滅危惧動作が「お札を数える」でした。
確かに日常では昔に比べてキャッシュレス決済が急増していますが金融機関ではまだまだ普通の光景ですし、
我々のお客様との代金決済業務も銀行振込が多数ではあるものの、現金決済もまだまだ頻繁にあります。
それぞれ個々人の生活様式にによっては、絶滅している動作も一部の人にはまだまだ日常生活で使っている動作だったり掘り下げて解釈をすると尚更興味深く面白い本でした。
Ikechan