三寒四温の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。
元来三寒四温は晩冬を指す冬の季語だそうですが、この2~3週間は半袖で過ごせる日もあれば厚手のコートを着込まなければならない日もあったり体調管理が大変ですよね。
ここ数日はようやくと気温20度を超える日もあり休日のコースラウンドが待ち遠しくなってきました。
先日弊社で某大手の総合商社の元会長を祖先にお持ちのお客様からお問い合わせを頂きました。
小説の題材にもなった方で、先日あらためてその小説を再読しました。
山崎豊子の「不毛地帯」です。
昨年は山崎豊子の生誕100周年だったそうです。
山崎作品は大好きで代表的な作品はいろいろと読みました。
「不毛地帯」は戦争の持つ不条理さが登場人物を通じて残酷なまでに描写されています。
先月ニューヨークの国連本部で行なわれた核兵器禁止条約締約国会議にノーベル平和賞を受賞した日本被団協が招待されました。
真摯な活動は元よりロシアの核兵器への脅威もありました。
ロシアはウクライナへの核兵器の仕様を臭わせ他国の支援を躊躇させています。
日本は世界で唯一の被爆国です。
核兵器の残忍さを世界へ発信し、核廃絶のリーダーシップを発揮して欲しいところです。
この機会に平和な国でのんびりとゴルフを楽しめる境遇に感謝しつつ、山崎豊子の戦争三部作である残りの「二つの祖国」「大地の子」も再読しようと思います。
Ikechan