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2007.10.23 南富士CC(静岡) 新体制で収益の安定を目指す
昭和53年開場の南富士カントリークラブは、今年の7月31日付で経営会社・(株)南富士カントリー倶楽部に新社長が就任するなど新体制となっており、営業強化による収益の安定やサービス向上を目指して始動している。
同CCは従来新潟の大光銀行系列であったが、今年7月末に同銀行の抵当権をあおぞら銀行グループの会社が取得、経営もあおぞら銀行主導となり経営陣が刷新された。
同CCは今後地元に愛されるゴルフ場を目指し、1.サービス業の原点に戻って全社員が意識を高めて営業を強化、2.コースや施設の最低限の修繕を早急に行い、収益改善に伴いつつ抜本的な設備投資を行う予定という。1.に関しては既にインターネット予約を活用した閑散期の集客に取り組み、月300~400人の集客増を実現している。2.の施設改善では、ロビー全体にゴルフ用品を並べ量販店並みの品揃えと価格で提供を始めているという。さらに、少人数でも手間をかけた適正なコース管理を行い、コースのグレードアップも図る考えという。
こうした施策により、これまで3万4千人程度だった年間入場者が今年度で3万7千~8千人程度まで増える見込みとしており、経営の安定ラインである4万人に近づけたいとしている。
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