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2007.11.20 バブル崩壊後の経営交代 1000コースを突破
バブル崩壊が起きた平成2年からの累計で、経営交代が判明した国内既設ゴルフ場数が10月中旬段階で1000コースを突破したことが明らかになった。経営交代が繰り返されたため複数カウントされているゴルフ場も一部含まれるが、日本のゴルフ場のほぼ4割が経営交代した計算になる。
時系列的にみると、平成2~9年までは数コースから20コース台、10年と11年はゴルフ場経営の一層の低迷を背景に一桁台となっていたが、12年から様相が変化。15年からは毎年100コース以上が経営交代し、この5年間だけで718コースに達している。
平成12年からの状況変化の要因としては、
1.バブル崩壊の平成2年から10年が経過し預託金問題が顕在化したこと
2.入場者減少等による経営悪化が加速
3.不良債権処理のためのRCCの始動、及びその受け皿としての外資系企業・ファンドの進出(ローンスターグループやゴールドマン・サックスグループ等)
4.平成12年4月に施行された民事再生法
5.連結会計、減損会計といった一連の会計基準の変更
などが挙げられる。
今後も地方や大手企業系列のゴルフ場は売却等が見込まれ、さらに二次売買も活発化してきていることから、来年も経営交代ゴルフ場が100コースを超えるとみられる。
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