今日はレイクウッドゴルフクラブでプレーしました。
レイクウッドと言えば、関東屈指の高級接待コースといったイメージがあります。
メンバーもその殆どが上場企業。従って普通のゴルフ場とは違う独特の雰囲気をプレーする前から感じていました。
そして接待コースといったイメージから、正直今日は良いスコアを望めると相当期待していましたけど・・・
結論から言いますと「参りました」の一言です。
そして再生処理を終え、新生レイクウッドGCはソフトの面だけはなく
ハードな面でも一流の仲間入りを果たそうとしている努力を垣間見た次第です。
#01 クラブハウスの外観です。
開場してからおよそ40年。高級コースというよりむしろ歴史を感じさせてくれるハウスです。
よみうりGCもそうですね。
しかしハウスの全体的な造りはレイクウッドGCの方が上かもしれません。
#02 クラブハウスの中です。
非常にシンプル、そして中は広々してます。
ロッカーはやや古め。しかし実に綺麗に整備されてます。
ゴルフをするには問題ありません。
#03 練習場です。
もちろん距離たっぷりで問題ありません。
しかし難点は練習場まで西コーススタートの場合、クラブハウスの中を通って、相当遠い事です。
東コースと隣接してますので東スタートであれば問題ありません。これも36Hの難しい部分かもしれません。
練習場脇のバンカー&アプローチ練習場です。物足りないかもしれませんがコースのコンセプトを考えれば十分なのかもしれません。
1番557ヤード P-5
豪快な打ちおろしのロングからスタートです。実に景色が素晴らしいですね!
左ドッグのため、狙いはやや右目でしょうか。
ティショットは朝一なのになぜかフェアウェーど真ん中。
セカンド地点は写真でみるより左足下がりで、フェアウェーウッドだと朝一はちょろする確率が高いのです。
と言う事でUTで距離より正確に打つ事を優先。そして残り120Yを打ってみるとなんと・・・?!
ベタのピン!!通称ベタピン!!
まさか・・・おはようバーディが来るのか?!
入れてはだめだ。
おはようバーディ=その後ボロボロというジンクスは一般アマゴルファーの間では有名なお話?
入れてはだめ!入れてはだめだ!
と思うと・・・・入ってしまうのがゴルフ・・・そうです、入ってしまったのです。
そして・・・その嫌な予感は当たる事になります。
2番435ヤード P-4
西コースでは一番距離の長いパー4です。しかもだらだら上っている為、実質450Yでしょうか。
私のティショットはほぼ完ぺきでしたが、右のラフからセカンド3Wで打っても届かず結局ボギー。
まあしかし・・・出だしバーディの貯金があるさ。なんて思った瞬間からおはようバーディの罠に引っ掛かってるわけですね(汗)
3番355ヤード P-4
さほど距離のないミドルです。
問題は左に見えるバンカーを越えられるか?しかしキャリーで240Y必要とか。ならば安全に右目狙いです。
なんて事をぶつぶつつぶやいて打った打球はなんと・・・!?
「ダフ!!!」
やってしまいました。久しぶりの大ダフり。推定飛距離50Y(涙)
しかしそこから3Wで完ぺきなショットでサブグリーンの方から残り40Yのアプローチ。しかし寄せきれずそこから3パットのダボ!
そしてその悪い流れはそのまま次のホールへと続きます。
4番185ヤード P-3
池たっぷりのショートです。グリーン左脇にも池があります。
はい当然です。私のショットはフックしてしかも右からの風に流されて見事池に入りました。
おはようバーディなんてやってしまうからこうなるんです。入れるべきではなかった!と今更後悔しても遅いのです。
しかしなんとかボギーで終えました。しぶといと言えばそうかもしれませんが・・・
5番481ヤード P-5
距離はさほどありません。
ティショットもさほど神経を使う必要もありません。
サービスロングでしょうか・・・・?
私のティショットはフェアウェーど真ん中。よしここで挽回するぞ!と・・・思いきや
飛ばし屋には関係ない両サイドの罠も私には関係あります。ここはウッドで打つなら完ぺきなショットを求められます。
左は即OB。右は曲がるなら大きく曲がった方が良いかもしれません。
こういう小さな川もさりげなく効いてます。
とりあえず私はセカンドを上手くダフり?残り50Yをオン。バーディはなりませんでしたがパー。
ようやくおはようバーディの呪縛から逃れる事が出来たのでしょうか?
6番310ヤード P-4
豪快な打ちおろし&直角ドッグレッグのホールです。
ようするに安全に刻みなさいというホールです。もちろん一か八か右の山上を狙ってもOK。上手く行けば残りはアプローチの距離です。
しかし人生と同じく安全運転の私は(ほんとうか?)見える場所へティショットを刻み、セカンドはダフったもののアプローチを寄せてパー。
このホールはその人の性格が出るホールですね。そういった面では面白いホールです。
7番176ヤード P-3
距離はさほどないのですが、両サイドのバンカーが気になります。
手前の池も普段は99%気にならないのですが、おはようバーディ地獄に陥っている私には気になります(苦笑)
それにしても今日はティショットは悪くないのですが、アイアンは全部ひっかかります。ここも思いっきりフックして左の山へ。
そこから何とか1mに寄せたのですが、カップをなめてボギー。
残り2ホール。を残して4オーバー。30台を出すためにはバーディが欲しいところですが・・・・
8番 377ヤード P-4
さてこのホールでバーディ取るぞ・・・・ってこりゃ無理です(泣)
このホールを見た瞬間に諦めました。一発距離狙いであれば左狙いでしょうけど、少しでもひっかかれば即OB。
かと言って右に逃げ過ぎると残りは200Y超。
まぐれを期待するしかないと思い、目を瞑って打った打球は何とかフェアウェーキープ。
しかしそれでも距離が残りました。
セカンドはややショート。アプローチは1mに寄せるも入らずボギー。
とにかくここのグリーンは素晴らしい=速いです。そしてピッチマークも出来ないくらいかたいグリーンなのでしっかりスピンをかけないと止まりません。下りにつけたら終わり。そんなグリーンなので1mでも横につけると相当難しいです。
スティンプメーターでは今日は10ぐらいでしたけど、相当転がりが良く、逆に変な曲がり方をしないのでパットが入らないのは全て自分が悪いとはっきり解る事が出来ます。
ここで先日、全国都道府県アマチュアゴルフ選手権が行われたのですが、その時のセッティングの名残だとか。
どうりで・・・グリーンが難しいわけですね。ヤーテージが短い分、トップアマでも苦しむ様にセッティングしたとか。確かに距離はさほどないコースでもアマチュアはグリーンをパンパンにされるとどうにもなりません。
しかし慣れと言うのが大きいです。私も最初は戸惑っていましたけど・・・・少しずつ慣れていきました。
9番372ヤード P-4
ここは安全に行くなら左山裾狙いです。
私は実はこういったレイアウトを予想していました。どちらかに逃げ場があると。
しかしここレイクウッドGCはそういったどちらかに逃げ場があるホールが殆どありません。
ここは実は右が相当浅く、右バンカーから少しでも右はOBです。同伴者のショットはそう悪くなかったのですが、右の崖に落ちてOB。
私のショットは右のラフ。しかしそこからまたしてもアイアンがフックしてバンカーへ。
バンカーから何とか3mに寄せるもパーを狙ったら当然ボールは大オーバーして結局3パットで・・・・ダボ(涙)
結局おはようバーディは余計なバーディって事で前半は43。
パット数17はショートゲームでスコアを作る自分としては多い結果となりました。
70台目標から一転、90切り目標に変わったのは言うまでもありません。
さて、ランチはハウスの向い側にある食堂へ。
ここは主に日本料理を中心としたメニューです。もちろんハウス内の食堂でもOKですけど、今回はこちらで食事をする事になりましたが、ここの様に食堂が二か所あるコースは稀だと思います。
そして中に入ると・・・・・
何とお寿司屋さんが?!
ここのお寿司はお薦めです。とにかくこの高級感に自分は明らかに場違いな場所に来ていると感じました(汗)
10番424ヤード P-4
こちらも打ち下ろしのホールです。
OUTもINも景色の良い打ち下ろしと言うのが素晴らしいですね。チョロっても何とかなります。
ちなみにこれは何かと言いますと、ヤーテージの脇にホール管理をした方の名前が入った杭があります。
ちなみにグリーンキーパさんのお話も感動しました。わが子を扱う様に日々管理に気をつけています。当然と言えば当然なのかもしれませんが、実際は生き物だけに相当大変だと思います。レイクウッドGCの管理は当然完ぺきでした。
さて・・・・・
私の午後一ティショットは完ぺき。しかしセカンドは乗らず、そして寄せも寄らず・・・しかし2mが入ってパー。
よし!後半は流れに乗れる!と思いきや・・・・
11番166ヤード P-3
やってしまいました。またしても大ダフリのチョロです。NHKのチャロの英会話の見すぎでしょうか?(苦笑)
池がなかったのが唯一の救いです。とりあえず乗せてボギー。しかし何故かさほどショックではありませんでした。
なぜなら午後一はパーだったからです。これがバーディであれば恐らく「またか」と思ったに違いありません。出だしパー。
次はボギー。自分としてはこれこそが良い流れなのです。そしてその予感は的中。
12番536ヤード P-5
ティショット完ぺき。セカンドややミス。サードショットはショート。寄せは寄らず。しかし入ってパー。
流れが来てます?!
13番388ヤード P-4
左サイド池がこれでもかと食い込んでいるミドルです。よってやや右目が狙い目。ここも正面に見える木を越え完璧なティショット。
セカンドはここから
右8mにパーオン。
「とにかく寄せてパーでOK」と思いきやなんとこれが入ってしまってバーディ!
本日二回目のバーディ。
ちなみにこのホールはティンググランドを30Y前後後ろに造成中。ちなみにほかにも伸ばしているホールがあります。
ようするに西コースは元々アスリート向けですが、さらに難しくしようとしてます。
これはこれから大きなアマチュアの大会が行われる為だとか。確かにここレイクウッドGCのレイアウトは戦略的ですが絶対的な距離がトップアマには不足かもしれません。これが解消されれば恐らく相当難易度の高いコースになると思います。
14番 532ヤード P-5
このロングは広いのですが・・・・いかんせん左右に見える池とOBが狭く感じさせてます。
同伴者は一人は池、一人はOB。
私は偶然真ん中でしたけど、しかしセカンドを大きく曲げて、林から出すだけ。結局ボギー。
しかし後半、4ホール消化して1オーバー。
良い流れです。この流れは本物です!
と思いきや・・・まさか次に大きな罠が待ち受けているとは・・・
15番375ヤード P-4
ここもティショットは完ぺき。
しかしまたしてもセカンドアイアンフックして絶対入れてはいけないバンカーへ。
ここから色んな事がありまして、久しぶりにバンカーで3回叩きまして・・・・結果トリプルボギー!
やってしまいました。
しかしここで怒りの導火線に火が付いてしまいました。
16番367ヤード P-4
怒りのティショットはこれまたど真ん中。
そしてこの地点から怒りのセカンドショットは・・・・
完ぺき!!
難なく入れてバーディ。
しかしまだ怒りの収まらない私は次のショートで・・・・
17番169ヤード P-3
もう手前の池なんて見えません。ピンしか見えません。
そしてそのショットも完ぺきでピン横2m。しかもニアピンのおまけ付き!と思いきや・・・ニアピンはその後に打った方が
あわやホールインワン!?でした。
とにかくこのスライスラインを無理やりねじ込んで久しぶりの連続バーディ!
と言う事でトリプルの仕返しをする事が出来ました(苦笑)。
トリプルがなければ連続バーディもなかったと思います。これがゴルフの面白いところですね。
18番 381ヤード P-4
さて・・・いよいよ最終ホールです。ここは左右ペナルティがあり難しいと思います。実際同伴者の実力者の方でも池に二人入りました。
どうしても池だけは避けたかったので右のバンカー方向へ。
ティショットはほぼ狙い通りバンカーの先へ。
セカンドはこの地点からバンカー越えです。
やや大きめのクラブで打って何とかグリーンオン。
さすがに三連続は無理です。しかもキャディさんがカップ右縁狙いと言っているのに、左に間違えて狙っている様ではダメでしょう(泣)
しかし手堅くパーで終わりました。
後半の残り3ホールはアイアンが完ぺきでした。しかし解った頃に終わるのがゴルフですね(苦笑)とにかく後半は38。
パット数13は後半ぐまずグリーンを攻略出来た事が一番良かった事だと思います。
さて、コースについてですが、想像した以上に難しく素晴らしいコースでした。
これほど景色の良いコースでフラットなコースは少ないと思います。
今回ラウンドした西コースは自分のイメージよりはるかに戦略性が高く驚きました。
もちろん整備も完ぺきです。そしてハウスも食堂も全ての雰囲気がさすが高級コースと言う名に相応しいゴルフ場でしたが、何より素晴らしいのは従業員の対応です。
一流のホテルと同じだと思いました。ゴルフ場でここまで気を使って接客するコースは私の中では記憶にありません。
レイクウッドGCを世界に誇れるゴルフ場にする。その為の努力を今後惜しまないとお聞きましたが、これからさらに成長していくゴルフ場の一つでしょう。