今日は茨城GCの東コースでプレーしてきました。
今年で歴史は50年。来年は東コースで日本OP開催。
これまで男女のトーナメントで数々のドラマを生み出した素晴らしいゴルフ場です。
さて、歴史に甘んずる事なく東コースは昨年ベントのワングリーンという大改造をしました。そのニューベントの名は007!
戦略性もさらにアップしたと聞く東コースでのプレー、果たしてどの様な結果になったでしょうか・・?
クラブハウスの外観です
歴史と伝統を感じるクラブハウスです。まったく古さを感じさせないメンテナンスが素晴らしいですね!
クラブハウスの中です
シンプルで清潔感があり、ハウスの入口はこの程度の広さで十分です。
そしてその分、ハウス前のキャンパスの広さは圧巻ですからね。
最近のゴルフ場はハウスの敷地を広く取る傾向がありますが、ならばその分、外のキャンパスを大きくする方が良いように感じます。
受付の奥に、ボードが掲げていました。歴史あるコースで歴史あるジャパンOP開催。来年が待ちきれませんね!
ロッカールームです
十分ですね。
何も言う事はありません。
練習場です
屋根付き練習場です!
これは本当に雨の日助かりますし、雨ラウンドの後からでも練習出来ると言うのは向上心あるゴルファーさんにとっては嬉しい限り。
もちろんヤーテージもたっぷり。何も言うことはありません。
「さてと・・久しぶりにクラブ握るけど、何とかなるでしょー!」
と気分よくまずはSWから・・
ペチ!!
「あれ??」
ペチ!!
「??!!」
ペチペチが止まりません(汗)
「んーSWはシャンクしやすいからなー(苦笑)では7鉄で打とう~」
ペチ!!
「はあ??(汗)」
私のゴルフ人生にシャンクの四文字はありませんでした。
しかしまさか・・・このシャンク地獄はいったい何?と焦りました(汗)
結局ウッドを打って忘れる事にしましたが・・・どうなる事やら・・・
アプローチ&バンカー練習場です。
広いです。申し分ありません。一日遊べます。ゴルファーにとって最高な環境がそこにあります。
さて、今回スタートはINコースからでした。
やや風が強く、難しいコンディションでしたけどアマチュアにとっては涼しい風。気持ちよくラウンド出来る絶好なコンディション。
しかし・・・涼しいはずの風が・・脂汗を乾かしてくれませんでしたね(汗)
新しい電動カートでは素晴らしい最新ナビがあります。
セルフでも十分ラウンド出来る環境ですが、セルフは基本的にありません。
またカート付きキャディフィは+1500円程度が相場ですけど、なんとここ茨城GCでは840円!素晴らしいですね。
10番 442ヤード P-4
ストレートなミドルホールですが、距離はたっぷり。
左サイドのバンカーに気をつけて右狙い。一応フェアウェー右サイドをキープしましたが・・・この後、とんでもない事をやってしまいました。
セカンド地点。
まだ距離が180Y超残っていまして、この距離でグリーンは狙えません。
ショットはやや当たりが悪く、グリーン手前の花道へ・・・
と、その時!バッグにSWがない事が分かりました(汗)
申し訳ありません。アプローチ練習場に置き忘れてしまいました(汗)
今から戻る事はできませんので仕方なくPSで打ちまして・・・そしたらななななんと!?
カッコーン!と入っちゃいました!!
おはようチップインバーディ&SWじゃなかったからよかったのかもバーディ(苦笑)
しかしこの事が・・・本来SW一本派の私がアプローチで苦戦する事になります。
と言うかそもそもおはようバーディで良いスコアで終わった記憶がございません。
※しばらくして従業員の方がSWを持ってきてくれました。ご迷惑をおかけしました。
11番 445ヤード P-4
やや起伏があるミドルホールです。
実際やや驚いたのは、想像した以上に起伏があった事。もちろん高低差はほとんどないに等しいのですが、イメージ的にはドーン!と広いフェアウェーに真っ平らな林間コースと言うものがあったせいか、その繊細な戦略性の高さに驚きました。
このホールは飛ばし屋であればあるほど左サイド狙いです。
なぜなら・・・
あまり右サイドに打つとグリーン前の木が邪魔です。
もっとも右ギリギリならOKかもしれませんね。しかしこの位置からグリーンを狙うのはあまりにも危険が大きいので、当然左サイドからの寄せワン狙いです。
しっかり作戦通り、グリーン左サイドに打ちここからアプローチ。
さて、本来はSWですが先ほどPSで入っちゃいましたので・・・今日はPSデー?と思いPSで打ったらショートして寄せきれず。
結局ボギーでした。
ここからアプローチに迷いが・・・
12番 398ヤード P-4
ようやく距離が短めなミドル。
狙いは右サイド。
バーディ、ボギー・・よし、ここまで順調。
と・・気分よくティショットを打ちましたら出ました!
ブーメランフック!
チーピンではありません。ブーメランです。推定飛距離100Yのブーメランは左の林に入りました(汗)
何とかここまで林から出しましたが今度は右に押し出し、3駄目のアプローチで今度はSWを使うとグリーンオーバー&寄せ切れず・・入らず・・・そうです。
この様なパターンは当然なるトリプルボギー!
早くも出ました鳥様。ついにおはようバーディ意味なしラウンドへ突入です!
13番 184ヤード P-3
ベントワングリーンの改造で相当大きなグリーンです。
今日のピンポジションは左サイドギリギリなので当然グリーン真ん中狙い。
その謙虚さが逆にピンにからみバーディチャンスでしたが、入らずパー。
茨城GCのグリーンに最後まで苦しみました。
微妙な傾斜が有るのです。しかしそれがどうしても読めませんでしたね(汗)
14番 405ヤード P-4
茨城GCの中では比較的距離の短いミドルです。
今度はティショットフェアウェーをキープしましたが・・・
花道がほとんど使えないグリーン周りでは、ミスはバンカーに入ります。
何とか2mに寄せるも入らずボギー。
ここ茨城GCはセカンドの距離がたっぷり残る中で、ほとんど花道が使えません。バンカーが苦手な方は手前で止めるしかありませんね。
15番 531ヤード P-5
広そうにみえて実はフェアウェーが狭いロングです。
左バンカーから先のフェアウェー幅がかなり狭い。右サイドの林も気になりますので、距離はプロであれば十分ツーオンが狙えますが、確実にフェアウェーならばバンカーの手前に止めて置くのも戦略のひとつかもしれませんね。
私のティショットは左サイドラフ。
セカンドはUTで何とかフェアウェーに・・残り80Y。
しかしここで距離の判断ミス。
またフォローでしたので、余計良くなかったわけで、グリーン奥に乗ってしまいまして・・・最悪な下りのロングパットは3パットでボギー。
相当厳しくなってきました(汗)
16番 434ヤード P-4
距離があるミドルホールなのに超アゲンスト風。
当然力んでマン振りチーピンいわゆるマンチーでした(汗)
しかし地獄はここで終わりません。
何とか二打目を残り130Y付近まで持って行き、そしてそこからとにかくグリーンに乗せると打ったら
で、出ました!!
ついにここで練習場で止まらなかったシャンク第一号ホームラン!
おはようバーディの事はこの瞬間すべて消え去った事は言うまでもありません(汗)
結局ダボ。
17番 223ヤード P-3
トーナメントでは勝負の明暗を分ける大切なショートホール。
プロでも5鉄以上ロングアイアンでしょうか。
プロレベルでもパーは取れてもバーディとなると難しいショートだと感じました。
私のティショットは右狙いでしたが左のバンカーへ入ってしまいまして結局ボギー。
後半ボギーペースになってしまいました。
やばい・・最後パーを取らないとボギーペースのまま終わってしまう。ラストはなんとしてもパーを取る!と誓った前半最後のロング。
18番 522ヤード P-5
左サイドはOBと言うことで、右サイド狙い。
ティショットは右サイドのラフ。
実はここから先が非常に難しい設計になっておりまして・・・
左サイドはOBとその先には池があります。
と言って右サイドに逃げるにも林がせり出しており、アマチュアには非常に難易度が高いロングです。
プロであればツーオン狙える距離ですが、実際は250~300Y付近のフェアウェーが相当狭く、やや下り傾斜ゆえバンカー手前にティショットを抑えて打つ可能性もあるとか。
そして私の二打目。
UTでおもいきいりひっかけましてOBゾーンへ!
しかし・・カコーーン!!と木にあたり戻ってきてセーフ!
しかし・・
この様なシチュエーションのサードショットが残ってしまいました。
一か八か右の林狙いでフックをかけてグリーン手前花道へ・・
比較的うまく打てましたけど結局右サイドのバンカーへ。
しかし
約30Yの距離からまさか・・
バンカーショットは30センチにベタピン!
奇跡的なパーが拾えまして何とか前半44で折り返し・・・。
後半も相当苦戦する事が予想出来る内容でした。
食堂の外にはテラスがあります。
これがまた最高に素晴らしい!
クラッシクな雰囲気がゴルファーの気持ちを和ませてくれます。
さて後半、何とか踏ん張ってとにかく90を切る事を目標にしましたが果たして?
1番 528ヤード P-5
距離はありませんが、フェアウェー右サイドには小さなコブがあり、落下地点は狭くなっています。
実は午後は風が瞬間風速20m以上ありまして、ここスタートホールはもろアゲンストでした。
良いティショットでしたがおそらく推定飛距離200Y?(汗)
セカンドも飛ばず・・・
しかし何とか寄せてパースタート。
よし!後半は何とかなるかも?
2番 240ヤード P-3
何とかなるなんてとんでもなかったです・・・。
もろアゲンスト・・立つのもやっとぐらいな風。
今日私はブルーティでしたので210Y程度でしたけど・・DRでも届きません(汗)
とはいえ・・いざティインググランド立つと、DRだとオーバーしそうに見えてなりません。
ショートホールでDRを持つなんてのはほとんど記憶にありません。
とにかく打ってみようとしたら・・ついゆるんでしまいましてブーメランフックが!
推定飛距離130Y(泣)
乗らず寄らず入らず・・・当然なダボ。
前途多難!
3番 461ヤード P-4
見たまま
「飛ばし屋以外は右に打ちなさい!」というホールです。
ここは本日最高なティショットでフェアウェーをキープしました。
しかし・・
セカンドはこの様な場所へ・・・(汗)
しかしここから何とか
この位置に寄せました。
しかし入らずボギー。
4番 395ヤード P-4
距離のないミドルホールですが、このホールはティショットの落としどころが狭いです。
左サイドOBはともかく、右の池が効いています。
池をこえるには相当な飛ばし屋でなければ無理ですね。
私は左サイドのラフ。
そこからおもいっきり引っ掛けて・・
寄らず&3パットのダボ。
前途多難!はまだまだ続きます・・(汗)
5番 410ヤード P-4
このホールは間違いなく右サイドのバンカー方向です。
左サイドはラフですが木が目の前に立ちはだかり、セカンドが狙えません。
ここはナイスティショットでした。
しかし・・・
若干つま先下がり。
ほんのわずかです。
そしてピン位置はバンカー越えの先。
安全な方向は右サイド。と言う事で、右サイドを狙いましたら
ハーフシャンクして右のラフへ。
そこから何とか乗っただけでボギー。
ここ茨城GCはとにかく微妙な傾斜があります。
何となく打つとミスをしてしまいますね。ダイナミックなゴルフ場に感じますが実は相当繊細なコースに感じました。
6番 190ヤード P-3
距離のややあるショートです。
そしてまたそこでやってしまいました。
「ペチ!!」
まさか5鉄でシャンク!!は右の木の中へ・・(泣)
またしてもダボです。
練習場は嘘をつきません。もうどうして良いかわからない状態になりました。
7番 389ヤード P-4
シャンクすると言うのは原因がありますよね。
上級者がするシャンクと私の様なアマチュアがシャンクするのとでは中身が違います。
ようするに外からクラブが降りてきている。
と言う事で長いクラブは逆にひっかけます。
と言う事でこのホールティショットはチーピンでした(泣)
アイアンはシャンクしDR以下ウッド系はひっかかる・・・。もうどうしようもありません。
そして本日最後のとどめ
セカンドでまたしても右斜め45度へシャンク!!
当然なるダボにて、ついに後半この時点で18オーバー!(泣)
どんな状況であれ、90以上叩いてはなりません。
後2ホール。こうなったらなんとしても一つバーディを取る!!
気合です気合!!
と、気持ちを強く持ち残り2ホールへ。
果たして結果やいかに?
8番 421ヤード P-4
特徴的なホールです。
フェアウェーに大きな二本の木が結構効いています。
気合な私のティショットはフェアウェーど真ん中。
しかしそれでも残り185Y。
気合です!!
気合で打ったUTでのショットはなんと
バーディチャンス!!
手前から気合で転がって乗りました(苦笑)
気合で入れるぞ!と・・思いましたけどいかんせん下りの速いグリーンにて打ちきれずパー。
しかしまだ諦めません。最後はロングホールです。バーディを取れる可能性がまだ残っています。
9番 517ヤード P-5
このロングは距離もなく、フェアウェーも広くサービスロングの様にも感じましたが・・
とにかく必死にティショットはフェアウェーをキープしまして
セカンドもほぼ完璧でフェアウェーキープ。
さて残りはウェッジの距離。
気合です。もう今日は気持ちで打つしかありません。
すると
バーディチャンス!!
何とかこれをねじ込んで89で終わりたい!
90と89では天地の差。
しかし・・・実は本当に一番苦しんだのはパッティングでして、最後までグリーンがわからないまま終わりました。当然入らずパーで終わりました。
結果 IN 44(15) OUT 46(19)
トータル90(パット数34)
結構パット数が多かったですね。まあシャンクやチーピンは仕方ありませんが、グリーン上で苦労するとその日はさらにどうしようもありません。
強風かつこの様なショット内容でむしろよく耐えた方かもしれません。
さてコースについてですが、まず都心から近い事となにより電車でここまで便利なコースは少ないと思います。
そしてゴルフ場のグレードは最上級。
36Hの敷地はとにかく広く、圧巻ですね。
とにかくミドルが長いです。疲れました。セカンドが乗りませんから。
しかしその分、ティショットが伸び伸びと打てると思いきや・・・相当正確なティショットが必要です。
そしてほぼ平な林間コースに思えますが、微妙な傾斜があり、アイアンショットも繊細さが必要。
グリーンも大きな傾斜はありませんが、とにかくラインが読み辛い。
大胆かつ繊細さが要求されるトップアスリートからエンジョイゴルファーまで幅広く楽しめるゴルフ場である事は間違いありません。
歴史と伝統の中、新しい香りのする茨城GC。
是非またラウンドしたいと思いました。