今日は江戸崎CCでプレーしてきました。
江戸崎CCは今から20年以上前、27Hの時(当事は東、西、南)27Hプレーさせて頂きました。
当時は今よりも若く(当たり前ですが(汗))元気にドライバーを振り回していて、飛距離もそれなりに飛んでいた時期。その時期に江戸崎CCのバックティからプレーをした感想は「ハード!」
恐らく初めての本格的な林間コースだったと記憶しています。
ミドルホールでドライバーとウッドを使っても届かない・・・今はそんな事は普通ですけど(苦笑)当時は結構衝撃でした。
そしてしばらくして男子トーナメントも開催された様に、完璧なチャンピオンコースです。
20年以上も前の記憶で、当時を思い出しながらの楽しみなプレー。果たして結果は?
江戸崎CCのメイングリーンは高麗グリーンです。そして現在、ベントグリーンへ変える為に工事中でした。
今日はベントグリーンでのプレーとなりましたが、ヤーテージ的にも戦略的にも時期ベントになる高麗の方がやや上でしょう。プレーしていく中でそれは解りました。当時私はその高麗でプレーをしたわけですが、素晴らしいグリーンだった記憶ははっきり覚えています。
確かに時代の流れとベントグリーン品種改良の下、今、高麗グリーンを使うゴルフ場がほとんど有りません。しかし良い高麗グリーンはベントグリーンに決して負けていません。ボールもとまり難いし、より正確なボール捌きが必要とされます。
とはいえ・・・改良後の江戸崎CCでまたプレーしたいですね。
クラブハウス
クラブハウスの外観です。
円形状になっているのが江戸崎CCの特徴とも言えるハウスです。
ただし、難点と言えば・・・このハウス前に練習場がある事でしょうか。道路を渡る必要があります。
ハウスの中では開場50周年を記念して、様々なクラブの歴史を伝えてくれるスペースがあります。
ロッカーもやや円形風。全く問題ありません。
練習場
広々として良く整備された練習場です。
そして後ろには
スペースは小さいですが、アプローチ練習場もあります。
練習場の脇にはやや大きめのアプローチ練習場とバンカー練習場もあります。
本格的なコースでこうした設備があれば、アスリートゴルファーには非常に喜ばれますね。
今回は東コースのOUTからスタートです。
現在、メイングリーンはベントに改造中の為、ベントグリーンでのプレーとなりました。
1番 500ヤード P-5
20年以上前のイメージと違っていました。
当時は春先で葉も少なく、まだ芝も緑ではなかったとはいえ・・・当たり前ですが木の大きさが違いました。さらに風格がアップしていましたね。
ただこのロングは今の時代では短めなロングとなります。
広々としてセカンドショットもどこにでも打っていけば良いのかな?なんて・・・
実は簡単ではありません。
グリーン手前から100Yの間に大きな木が簡単に攻略出来ない様になっています。
ところが私のセカンドショットはそのハザードを潜り抜けて・・・・
なんと!!
グリーン脇まで飛んでほぼツーオン!!
恐らくどこかにキックして転がっていったのでしょう。相当ラッキーなスタートで寄せておはようバーディ!
という事は?!ここからボロボロになる予感が・・・(汗)
2番 129ヤード P-3
距離の短いショートホールです。
これはパーを取りたいホール。しかし・・・以外や距離感が難しく、グリーン周りにあるバンカーもプレッシャーです。やや打ち上げになっており今日はピン位置が奥なのでもっと大きめのクラブで突っ込んでも良かった。
しかし・・・グリーン手前でそこから寄せきれずボギー。
3番 379ヤード P-4
このホールは距離の短めなミドルです。
しかし、相当正確なティショットを要求されます。
バックティから例えば、平均220ヤード前後の一般ゴルファーには比較的広くフェアウェーを使えますが・・・飛ばし屋であれば幅の狭いフェアウェーに打たねばならず、そのフェアウェーでも右サイドに打たないと・・・
左サイドからだとグリーンを狙うに木がじゃまになります。
右サイドがベストで、ややバンカー越えになろうとも残りヤーテージを考えれば問題ないでしょう。
私のティショットはほぼ完璧でしたが、セカンドはグリーン手前のエッジ。そこから寄せきれずボギーでした。
4番 440ヤード P-4
このホールも少しずつフェアウェーが狭くなっているホールです。
しかも距離もあり、フェアウェーも途中で段差があり簡単ではありません。
私はここでチョロ!(推定100Y)
セカンドも当然乗らず、寄らず・・・何とかワンパットのボギーでした。
5番 435ヤード P-4
ハンディキャップ1のホールつまり、江戸崎CCでは一番難易度の高いホールです。
距離もあり、かつグリーン周りもバンカーに囲まれ、フェアウェー右サイドには絶妙な位置にバンカーがあり、かと言って左サイドは行き過ぎるとセカンドは木がじゃまになり狙えない。
私のティショットはひっかけて左の林方向へ。そこからグリーンは狙えず右サイドにレイアップし、3オン2パットのボギーでした。
ボギーで最初から上がろうと思えばそんなに難しいホールではありません。しかしパーを取るとなると極端に難しくなる・・・そんなホールです。
あれ?
1番のおはようバーディからパーが一個もないぞ?!
やはり・・・朝一のバーディはろくな事がないは間違いないのかな(汗)
6番 220ヤード P-3
距離のある正統派な顔をしたショートホールです。
キャンパスの広さがこのショートでも良く解りますね。
このホールは奇跡的にロングアイアンで右サイドにグリーンオン。
久しぶりなパーでした。これで波に乗れるか?!
7番 379ヤード P-4
このホールは距離の短いミドルですが・・・ご覧の通り、目の前に大きな木。そしてその先にはバンカー。このバンカーが絶妙な位置にあり、これがなければドライバーで振り回して行けます。
右サイドは浅くて打てず、結局安全な方向は左サイドへかつバンカーに入らない距離をティショットで選択をする・・・です。
私のティショットは木に当り・・・結局この位置、約160Yが残りました。
ここから打った打球は右方向へ。
右サイドのバンカーかな?なんて思いきや・・・キャディさんがOBの可能性がありますと!?
行ってみるとセーフでしたが・・・想像もしない右サイドの危険性がそこに有りました。
ここは絶対右サイドに打ってはいけません。
とにかく紙一重から寄せてパー。
8番 550ヤード P-5
距離のあるロングホールです。
しかしティショットで全てが決まると言っても過言ではないロングです。
が・・・
このホールの前につい計算をしちゃいました・・・
ここまで3オーバーで、このロングでパーを取ればもしかして30台で回れるかも???
その瞬間!!いつもであればミスしても安全な左サイドを狙い、間違っても右へ絶対行かせない打ち方をするのに・・・
「あああああっ!!」
つい力んだショットは絶対に入れては行けないフェアウェーバンカーへ!!
さらに!!絶対やってはいけないこの顎!!この目の前の木!!からの木の上狙い!!
顎に直撃!!& バンカー(涙)
その瞬間!!頭が真っ白になりまた狙うと今度は木に当り・・・
結局この位置から5打目・・・・
そして極めつけは残り50センチのダボパットを外してトリ~~欲をかいたら間違いなく大たたきする典型でした(涙)
9番 385ヤード P-4
このホール、ティショットはやや左サイドでセミラフ。途中から下り傾斜になっており、飛ばし屋で右サイドに打って行ければ最高なポジションとなります。
ただしバックティからだと、相当な飛ばし屋でなければ右サイドのバンカーが効いてくるはず・・・
ここはセカンド大オーバーし、寄せも失敗し・・・ボギーか
と思いきや8メートルのパットが最後の一転がりで入りましてパー。
と言う事で結局前半は41(14)
食堂も落ち着いた雰囲気で良いですし、午後からは気合を入れる意味でもガッツリ肉を頼みました!
50周年記念メニューです。
これはまた凄いボリューム!!
10番 545ヤード P-5
打ち下ろして打ち上げのロング。
ティショットはフェアウェー、セカンドもナイスショット。
パーオン成功にてパーでした。
距離はややあるものの大きなハザードはありませんから、何とかパーを拾いたいロングですね。
11番 459ヤード P-4
長いミドルホールです。このホールはティショットは左サイドが見た目通りベスト・・・に思えますが、実は飛ばし屋はあまり左サイドギリギリだと右の林に入ってしまいます。
よって飛ばし屋さんには正確なティショットが求められるホール。一般レベルの飛距離であれば(220Y前後)右サイドさえ行かなければパーオンは無理でも、大たたきはしないと思います。
ドッグレッグしながら、途中で下り傾斜、そして砲台グリーン。かつ距離がある難しいミドルですね。このホールはボギーでした。
12番 354ヤード P-4
このうち下ろしミドルは20年前も記憶に残っていました。
非常に特徴的なホールで、林間風なゴルフ場に突然!丘陵コースによく見受けられるホール登場し、一瞬とまどいと、そして普段こうしたややトリッキーなコースでプレーしている私には安心感を得ましたね(苦笑)
距離はありませんが、左サイドぎりぎりを狙って万一、左林に入ればジエンド。
従って安全な方向は左
右サイドですが、そうすると極端な打ち上げで長い番手を持つ必要があります。
イメージとしては正面の木から軽くドロー。
逆にこうしたホールの方がティショットは集中して打てるのか・・
完璧なショットでフェアウェーでした。
残りはウェッジ。しかし!この様に相当な打ち上げで・・・グリーンを外すと、下まで転がって落ちてしまいます。
グリーン方向からティングランドを見ると、相当ドッグレッグし、かつ正確なショットが要求されるホールです。
このホール、安全に乗せてパーでした。
13番 155ヤード P-3
やや短めのショートホールです。
江戸崎CCはショートホールがトータルでは短いと思います。しかし、やや打ち上げで、当日は風がアゲンストでした。見た目よりピンが近くに見えて実際は距離がしっかりあります。
私のショットは右のバンカー。から出すだけ・・・寄らず入らず痛恨のダボ!
今日は最初のバンカーショットでミスをしてからバンカー恐怖性になり・・・最後までバンカーショットが駄目でした。
14番 409ヤード P-4
このミドルは圧倒的に飛ばし屋が有利です。
途中下っており、ロングヒッターであれば
この様にここから下へボールが転がり、ピンまで残り100Yもありません。しかし普通の方はこの平らな地点。
私は傾斜の途中で止まり・・・セカンドがグリーンをややオーバー。そこから何とか寄せてパーでした。
15番 444ヤード P-4
このミドルは本当に難易度が高いです。
左ドッグしている中で、グリーンが右側だと今度は右サイドを狙わなければならず・・・・しかも距離はたっぷりあります。
左の林ギリギリを皆さん狙って、皆さんが結局左の林。安全なのは右サイドでもそこからだと
この様にグリーンが狙えないわけです。
左グリーンであれば問題は有りません。しかし距離はもっとあります。
実に上手く出来ていますね。素晴らしいミドルホールで結局ダボでした(涙)
16番 170ヤード P-3
このショートも距離はさほどありません。かつやや打ち下ろしですから何とかパーを取りたいホールです。
ここは何とかパーオンしてパーでした。
17番 453ヤード P-4
このミドルも長いですね(苦笑)
また、ここ江戸崎CCの特徴的な、途中から下ってセカンドは・・・
場所によってはこの様に旗しか見えないほどの打ち上げです。
このホールで疲れからか右へドスライスした私は、当然のダボでした。一回のミスでボギーでは中々上がれないホールが多いですね。
さて・・いよいよラストホールですが・・・
このホールは20年以上前にプレーした時、鮮明に覚えていましたので楽しみでした。
18番 510ヤード P-5
当時私はバックティから左に見える大きなバンカーに入れました。
今ではフロントティから入りますけど(苦笑)
そのバンカーからウッドで左からスライスさせて残り100Y以内をウェッジ・・・から乗せてパーでした。トーナメントでもこのバンカーに入れているプロがいた記憶があります。
当時は今と違って道具もまだパーシモンを使っている方も多かったですから・・・今現在のプロの飛距離だと楽々とバンカーを越えて、セカンドの残りショートアイアンでしょうね。
私のティショットはまた右にスライスしてセカンドは出すだけ・・・
セカンド地点はこの様に打ち上げになっております。
私は5打目もグリーンに乗らず・・・しかし6打目がエッジからチップイン!してかろうじてボギー・・・嬉しい様な情けない様な(苦笑)
後半は44
結果 OUT 42(14) IN 44 (13)
両方で45を切って回れたから十分です。
ではゴルフ場について感想を述べます。
コースの特徴は、林間で有りながらフェアウェーの殆どが途中から下って、打ち上げになるホールが多く、また短いミドルは大きな木やバンカーが絶妙なハザードとなっており攻略が容易では有りません。
またフェアウェーの要所、要所にバンカーや木がハザードとなっており、これも戦略性を高めています。
2グリーンでも2グリーンを感じさせないグリーン周りのハザードも素晴らしい設計ですね。間違いなく正統派な男性的コースで、男子トーナメントが開催できるポテンシャルを持っているのは当然です。
茨城GC、筑波CC、大利根CC、龍ヶ崎CCと比較してけして劣っているコースではありません。
ただ、36Hがメリットでもあり、デメリットになっているかもしれませんね。
もし、南コースが少し離れた場所で別のクラブハウスがあれば・・・もっとこの東コースの価値が高まるかもしれません。けして南コースが悪いわけではありません。ただどうしてもビジター優先的な雰囲気が混ざってしまいますので・・・・そこが少し残念なマイナス材料に感じました。
とにかくここでプレーしていれば、他どのコースへ行ってもまずそんなに苦労する事はないでしょう。上達を目指すアスリートゴルファーには最高のコースだと思います。