コース(Course)

コースとは、ゴルフを競技するために決められた区域のことです。ホールとも呼び、18ホールなどのコース数を指す場合に利用します。

■メンバーコース(member course)
会員制のゴルフ場のことを言います。
経営はメンバー(会員)から集めた資金を持ち寄ることで成り立ち、資金集めは会員権の発行により行われます。
会員権を購入したゴルファーは、安値でラウンドが出来たり、ゴルフ場主催のメンバーのみの大会に出場が可能になったりなどの特典を得ることが出来ます。
日本のゴルフ場総数は約2,400あり、その約9割がメンバーコースになっています。そのうち会員主導型が約1割、会社主導型が約9割です。
プレーをするには、メンバーになるか、メンバーの同伴または紹介が必要になります。
しかし現在はビジター(非会員)であっても電話やネットで手軽に予約およびラウンドが出来るようになっていて、完全会員制を貫いているゴルフ場は名門と言われる一部のゴルフ場のみになっています。
男女プロゴルフツアーの開催経験が豊富なゴルフ場は、完全会員制を貫いているところが多くなっています。

■パブリックコース(public course)
一般に公開されていて、メンバー(会員)・ビジター(非会員)の区別なく誰でも同じ条件で平等にプレーすることができるゴルフ場のことを言います。
メンバーコースとの大きな違いは、会員がいない、または会員においても優先的にコースを使う権利がないということです。
経営はプレー代でまかなわれ、公営であることが多いですが、もちろん民営のパブリックコースも存在します。
大半のパブリックコースはセルフサービスで、キャデイはいません。
会員でない方はパブリックコースを利用する事になりますが、格段にメンバーコースより劣るということはないので、問題なく利用できます。
会員権不要のコースになりますので、やはり多くの人が予約をします。プレーしたい日にできないことがあるかもしれません。
ゴルフ初心者の人は、気軽に行きやすいパブリックコースでゴルフを覚えることが一般的です。

ゴルフ場用語集