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先日、家具を買う為に立川のイケアに行ってきました。最近評判のスウェーデンのお店で、立川駅から徒歩で15分程、モノレールだと一駅です。大きなお店です。
着いたのが16時過ぎでしたが日本のこれまで行った家具屋さんとは随分勝手が違い、色々まごつく事が多くありました。
一階の入口を入り、そのままエスカレーターで上に上がると、右に大きなレストランが有りました。前方の通路には進行方向に矢印が有って、その順番で歩けば店内の全部の商品を見る事が出来るようになっていました。通路は少し狭く、窮屈に感じる所も有りました。
展示されている商品自体は日本の家具屋さんとそんなに変わりはないですが、例えば単身者用のワンルームや一家族の住む住居を家具一式パッケージにして、一式セットで幾らと云うような販売に力を入れているようで、とても上手な販売手法だと思いました。
店員さんの商品説明や接客はヴェテランという感じはありませんでした。一生懸命ですが数が少ないようで、話を聞きたくてもなかなか捕まえる事が出来ませんでした。
2時間程度買い物を楽しんだ後、出口に着いてびっくり。先に注文した伝票を見て、自分で棚から台車に乗せてレジまで運ばなければならないのです。伝票を受け取ったら自宅まで自動的に配送してくれるものと思っていたので、これは初めての経験で面を食らいました。
当日は二人で行っていたので何とかなりましたが、結構大きなサイズのものや重い物も有ったので、台車に乗せるのも大変でした。
夕方18時頃は込み合う時間帯だったようで、レジの待ち時間が一時間以上もあり、寒い日だったのでちょっとめげました。
精算をした後、配送の手続きをすれば後日届けてくれるのですが、室内まで運ぶ場合は500円、組み立てを依頼すると代金の20%程度が上乗せになるなど、サービスによって細かく費用が加算されるシステムのようです。
日本の同規模のお店の場合と比べると、サービスの内容が随分違っているようでした。
若い方はこういうサービスに慣れているかも知れませんが、高齢者の方にはちょっと馴染めず、商品を倉庫からさがすコード番号の確認や高い棚から荷物を降ろして台車に積み込む作業は大変でした。
このお店の場合は、それぞれのお客様に必要な最低限のサービスだけを提供し、他にコストがかかる場合はそれを負担して戴く方式のようです。日本のお店の場合は、ある程度そういうサービスも商品の価格に組み込まれているように思います。
余裕があれば日本のお店で、実質を選ぶならこういうお店も良いと思いました。
By 万次郎