今回は昭和35年開場、母体は京王電鉄の名門、桜ヶ丘カントリークラブでプレーしてきました。
ゴルフ場には何度も訪問しており、その風格や立地条件の良さは知っていました。
しかし先日もプレー予定が雨で中止になり縁がなかったのですが・・・・ようやくプレーする事が出来ました。
クラブハウスの外観です。
※この正面からのクラブハウスは雨で中止になった日に撮影したものです。
これだけでも十分風格があります。そして中に入ると・・・
クラブハウスの中です。
そこには日本の歴史と伝統を垣間見ることが出来る風景が。
高級木材をメインに使用したこのクラブハウスの室内は、素晴らしく・・・
バブル期には豪華なクラブハウスが登場しましたが、これこそが「真の名門」のあるべき姿を表現しているクラブハウスだと思います。
食堂の雰囲気も素晴らしく、ここから見えるゴルフ場の景観は最高です。
別室での語らいの場ももちろん素晴らしいのですが、他にも有料にて1組で食事等が出来る別室があります。これがまた素晴らしく大切なお客様との接待の場として十分喜んで頂けるでしょう。桜の咲く時期にここから見える景観は想像しただけでも感動しますね。
ロッカールームの中です。
もちろんロッカーも全く問題ございません。
練習場です。
練習場はパター練習場の横から入場するのですが・・・
ある意味、ゴルフ場の練習場としては都内ではナンバーワンかもしれません。何故ならここは一般の練習場だからです。当日ラウンドに来た方は右側の一部を練習場として使えますが、メンバーが普段練習だけに来て使用する事も可能。
もちろんアプローチやパター練習もできます。
都心から下道で30分圏内にこんな環境のゴルフ場がある事が奇跡ですね!
因みに私の自宅(東京都下)からでも20分。その近さに感嘆するしか有りません。
さていよいよスタートですが・・・とにかく完璧です。ハウスを出た風景が素晴らしいのは当然として、よく整備されています。
練習グリーンも広くて素晴らしいですね。
本日はインコース10番ホールからのスタートとなります。バックティを使用しました。
私の桜ヶ丘CCのイメージは「狭い・短い・アップダウン多い」でした。
東京のゴルフ場は基本的に殆どがそんな感じです。ましてや聖蹟桜ヶ丘の駅からこんな近いゴルフ場、フェアウェーが広いわけがない!と。
ところが!!
予想とは全く違っていたゴルフ場の姿に・・・驚きました。
10番440ヤード P-4
打ち下ろしから見える都内の風景は「素晴らしい!」の一言。
春はここが桜一面になると言うのであれば、絶景を超える超絶景。
黙って左サイドへ打っておけば大怪我はしない・・・そう思ってティショットは左サイドへ。
打ち下ろしとは言え、結構まだ距離が残りましてセカンドはひっかけて左サイドの山の中へ・・・
そこから出すだけ、結局ボギースタートとなりました。
11番 185ヤード p-3
フラットで手前に池があり、距離があるショートホールです。
手前のバンカーもあり、安全地帯は左側。
しかし、果敢にピンを狙ってややショート。アプローチを寄せて桜ヶ丘CCでの初パーが来ました!
「ん-やっぱり桜ヶ丘CCって接待コースなのかな?」
何て思いきや・・・・その後、接待コースどころか戦略性に富んだ、難しいコースだと気が付く事になります。
12番 425Y p-4
すり鉢状なので、ティショットのプレッシャーは少ないながらも、距離のあるミドルホールです。
ティショットはフェアウェー。しかし打ち上げの為、距離が残りました。
グリーン側から見ると、上りが結構きつい事が解ります。
寄せワン決まらずボギーでした。
しかし初めてのコースでボギー、パー、ボギーであれば上出来です。
13番 558ヤード p-5
比較的順調!
と・・・思いきや!このホールでやらかしました・・・左ドひっかけOB!
これはどんなゴルフ場でもOBです。
今度は桜ヶ丘CC初OB。
ティショットは打ち上げで、セカンド地点が見えません。
こんなに広かったのか!!
安全に右サイドを狙いましたが・・・サードショットを考えると左側に打つべきでした。
結局8点のトリプルボギー。左サイドのバンカーもよく効いています。
14番 410Y p-4
今度はやや打ち下ろしのミドルホールです。
これは左サイド狙い。
ティーグランドからはさほど広く見えなかったフェアウェーも行ってみると広い!
左サイドは安全ですが、セカンドが難しくなります。このホール左サイドのラフからセカンドもまたひっかけて・・・
結局3オンからの3パットでダボ!!
グリーンも大きく、微妙なうねりがあって難しかったですね・・・。
15番 509ヤード p-5
やや距離の短いロングです。
ここは何とかパーを取りたい!!しかし・・・
何とかパーオンしましたけど・・・・
結局3パットのボギー。
グリーンは特に大きな傾斜があるわけではないのに・・・とにかく寄らない、入らない。
16番 153ヤード p-3
距離の短めなショート。にしても雄大だなぁ・・・ここではティショットがシャンク気味に右へ大きくスライス。
そこから結局3オン2パットのダボ。
今日は100叩きの刑が待っているのだろうか・・・?
17番 399Y p-4
このホールはやや距離が短いミドルホールです。とは言え399ヤード。しかし!なんと!
本日同伴したKさんのご子息様はワンオンするとか・・!?
効けば現在はドラコン選手との事。
結局このホールもティショットを左に曲げて、ボギー。仮にティショットがフェアウェーでもセカンドはやや打ち上げなので距離感が難しいホールです。
18番 416ヤード p-4
やや打ち下ろしのミドルホールです。見た目も比較的広々しておりますので、思い切って打って行けます。
セカンド地点はバンカーの手前から・・・
何とかパーオンしてパー。
午前中は47(17)でした。
食堂の中です。
反省もなにも・・・こんな広いフェアウェーでいったい何をやっているのか?
ゴルフが雑になっていましたね・・・予想に反してこんなに雄大だとは思っていませんでしたので。
こうしたさりげない公園の様な雰囲気も良いですね!
さて、後半頑張らないと!
1番 398ヤード p-4
OUTもINも、豪快な打ち下ろしホールからのスタートとなります。
この風景をどちらからスタートしても観る事が出来ます。設計は赤星四郎。流石としか言い様が有りません。
またティーグランドしかり、本当に良く整備されています。
しかし私のティショットは左サイドのラフ。結局寄せきれずボギー。
2番 348ヤード p-4
距離のないミドルホール。
しかし何故ハンディキャプ4のホールなのか?
私もこの右に見えるバンカーにつかまりました。
ティショットはどうしても右側になりますが、そうするとセカンドが狙い難い・・・結局ダダボ!
後半もボギー、ダボスタート!
もう100叩き確定?!
3番 174Y p-3
桜ヶ丘CCのショートホールはバックティからだと大体この距離。
実はこの日はUTが当たり日で、完璧なショットでパーオンのパーでした。
同伴者のKさんはホールインワン5回以上?経験しているすごい方で、狙うもんだ!と。
狙ったらほぼベタピン・・やはり狙うべきなのかな?
4番 522ヤード p-5
このホール、ティショットはやや打ち上げ・・・バックティからだと上り切れず。
セカンドがミスをするとサードショットはグリーンを狙うどころの騒ぎじゃありません・・・
景観と言い、素晴らしいホールですね。春には川沿いに桜が咲き、とても美しいとか?
結局ボギーでした。
春、ここから見える桜並木は絶景でしょうね!観てみたいですね~。
5番 365ヤード p-4
距離のないミドルホール。そろそろパーを取らないと百獣の王!?
ティショットは右のラフから・・・
まぐれでパーオンしましてパー。とにかく広いなー。
6番 383ヤード p-4
ここのミドルは黙って左サイド狙い!なんでしょうけど・・・右にスライスしまして、
とにかくティショットをミスすると、セカンドの距離が残ってしまいまして・・・
三打目をこんな場所に落としている様では寄るわけもなく、結局ダボ!
ティショットもショートゲームも良くありませんでした。
7番 178ヤード p-3
今日はこの距離が本当に調子良くて・・・なんとびっくり!
ワンピンバーディ!
桜ヶ丘CC初バーディでした!!
それには理由があります。
この距離はUTで打つ距離ですが桜ヶ丘CCのティーグランドはとにかく整備が良いので、ティアップをせず、芝の上からそのままティショットをしました。
その方が自分にはUTは良い。しかしそれが出来るのも限られたゴルフ場です。
8番 353ヤード p-4
やや右ドックでさほど距離がないミドルホールですが、右ショートカットは実は危険?
とにかくバックからであれば左サイドへ打つべし!
で、私のティショットは左サイドのラフ。
ここからピンが狙えますけど・・・やはり左に逃げすぎると距離が残ります。
戦略性が高いホールの一つ。当然乗らず、寄らずのボギー。しかしラストパーなら何とか80台で上がれる!!
奇跡が起こるのか?
ラストのロングは距離もないし・・・可能性がある!?
と思ったのですが・・・ティーグランドに立ってそれはあり得ないとわかりました。
9番 498ヤード p-5
所謂「壁」です(汗)
しかも狭い!!
これです・・・私が感じていた桜ヶ丘CCのイメージ。しかしこれまで全くそんなホールは有りませんでした。しかし・・・ここにあったのです。
グリーン側からティーグランドをみると打ち上げがどのレベルか分かりますね。
これは実質550Yのロングですね。無理です(泣)
しかも最後はトドメと言わんばかりの左サイド激危険地帯・・・
結局ダボでした。
結果 OUT 44(17) IN 47 (17)
結果90オーバー。バックからのコースレートは71.8
しかしスロープレートは128。つまり我々の様なビギナークラスにはけして易しいゴルフ場ではないと言う事ですね。
全体的な感想を言うと「え?誰が狭いって言ったの?」と言う位「広い」です(苦笑)。
もっとも近隣にある東京国際GCのメンバーなので、広く感じるのかもしれませんが・・・それでも都内でしかも立地条件を考えると「東京の奇跡」と言っても良い位、気持ちよくプレーが出来ます。
たしかに9番のロングはストレスになりましたが(苦笑)しかしそれもそんなに言われるほどでも有りません。
しかも整備は完璧。近くに民家があって打ち込みが危険とか、そんなホールもなく、しかも桜木に囲まれ、ホールによっては都心部が観えるその風景。しかも母体は京王電鉄。しかもメンバーであればいつでもプレーが出来る環境・・・しかもクラブハウスには接待用の部屋まであり、しかもとにかく「近い!!」
もう・・・これ以上何を望むと言うのでしょうか?
しかし桜ヶ丘CCは東京よみうりCCの様にトーナメントを開催するわけでもなく、良い意味でも悪い意味でも地味なのかもしれません。しかしその存在に気が付いたら最後・・・都内近郊に住んでいる方であれば、メンバーになりたいゴルフ場として候補の一番目に上がる事でしょう。
もちろん予算もそれなりですが・・・それでも私はこのゴルフ場の価値はまだ安いと思います。入会も基本的にウェルカム。
とにかく自分が想像していた「こぢんまりとしたゴルフ場」のイメージとまるで違っていました。間違いなく雄大な丘陵コースです。
ここをホームコースとして利用出来る方は本当に羨ましいです!
宝くじが当たらないと無理!だとわかっていますけど(苦笑)仕事を今まで以上に努力して入会したい!そう思えるゴルフ場でした。